東大阪市をホームタウンとし、今季からJ3リーグを舞台に戦うFC大阪。
7月1日(土)、明治安田生命J3リーグ第16節が行われ、アウェイ・Axisバードスタジアムにてガイナーレ鳥取(以下、鳥取)と対戦しました。結果は2-2の引き分け。7勝2分7敗で、現在の順位は10位です。
細かい雨が降る中で行われたこの一戦。公式記録で気温は23.7度ながら、湿度88%という蒸し暑さの中、FC大阪ボールでキックオフしました。
立ち上がりからFC大阪が積極的に攻め、前線のスペースへのパスやセンタリングから得点を狙いますが、鳥取の守備をなかなか崩すことができません。
すると鳥取が徐々にペースを掴み、パスをつなぎながらチャンスをうかがう時間帯が増えていきます。それでも4試合連続無失点中でリーグ最少失点のFC大阪鉄壁の守備陣が良い形でのシュートを打たさず、両チーム無得点で前半は終了。
試合が動いたのは後半7分、FC大阪ボールのコーナーキックからDF舘野俊祐がヘディングシュート。これは相手GKがキャッチしたかに見えましたが、こぼれ球をFW古川大悟が押し込んでFC大阪が先制します。
このまま勢いに乗って追加点といきたいところでしたが、後半11分。鳥取のコーナーキックから5試合ぶりの失点を許し、同点に追いつかれます。さらに終了間際の後半42分。左サイドからのセンタリングがそのままゴールに入り逆転を許してしまいます。複数失点は第4節の愛媛FC戦以来。
諦めないFC大阪は、前線に人数をかけロングボールを中心に鳥取ゴールに迫ります。すると後半アディショナルタイム(後半45分+5分)、フリーキックからゴール前でつなぐと、途中出場のMF木匠貴大が難しい角度からボレーシュート。これがファーサイドに決まって、劇的な同点ゴールが生まれます。
そのまま試合終了し2-2の引き分け。アウェイで勝点1を獲得しました。
試合後志垣良監督は、「失点はもったいなかった。ただ、最後に追い付いたことは、本当に選手をほめたい。負けてもおかしくない試合だったが、最後に勝点1が取れたので、ポジティブに捉えたい」と話します。
次節はホーム・東大阪市花園ラグビー場で20位のSC相模原と対戦。7月9日(日)18:00K.O.です。
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