東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年4月10日(水)、2024明治安田J3リーグ第9節が行われ、ホーム・東大阪市花園ラグビー場にてヴァンラーレ八戸と対戦しました。結果は2-0で勝利。6試合ぶりの勝利となりました。
今季は開幕から3連勝で勢いよくスタートを切るも、その後4試合連続でのスコアレスドロー。そして前節の大宮アルディージャ戦で今季初黒星を喫し、5試合勝利から遠ざかっていました。また、5試合連続で得点もありません。
「サッカー人生でスコアレスが4試合続くというのはなかなかない。そんな中、大宮戦で今季初黒星となって吹っ切れたと思う」と試合後にDF舘野俊祐。
この試合ではセカンドボールへの意識が高く、ルーズボールなどに相手よりも先に反応して八戸に攻撃をさせません。終始FC大阪が主導権を握り、積極的にシュートを打っていきます。
すると前半22分、得点のチャンスが。MF久保吏久斗がペナルティーエリアでシュートを打つ際にファールを受けてPKを獲得します。
キッカーのFW木匠貴大が右を狙うも、これは相手GKにセーブされてしまい得点とはなりません。
この試合も得点が生まれないのか…と思われましたが、この状況を打破したのは、この試合でJリーグ出場通算100試合を達成したMF田中直基。
前半36分、右サイドからDF美馬和也がクロスを上げると、ペナルティーエリア内で木匠が角度を変えて走り込んできた田中が合わせて先制点を獲得します。
【本日のGOAL⚽️】
🏆明治安田J3リーグ第9節
📆4/10(水) 19:00 KICK OFF
⚔#ヴァンラーレ八戸DF美馬和也からの低弾道のクロスをFW木匠貴大が巧みにコースを変え、ファーサイドに走り込んだMF田中直基が見事ゴールに流し込む⚽️
J3通算100試合出場のメモリアル弾となるゴールで先制✨FC大阪 1-0… pic.twitter.com/CSFObfB7Xf
— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) April 10, 2024
「チームのスタッフから、『自分で100試合を祝ってくれ』と言われていたので、ゴールを決めて自分で祝いました(笑)」と田中。
前節の大宮戦でも惜しいシュートがあっただけに、反省して練習に取り組んだと言います。
その後はお互いに無得点で前半終了。
後半も前半の勢いのままに攻め込みます。この試合ではいつも以上にミドルシュートを打っていて、次の得点もミドルシュートでした。
「ミドルレンジが空いていたということもあって狙っていた。ミドルを打つことによって相手が釣り出されるという効果もあった」と大嶽直人監督。
後半2分、FW古川大悟のミドルシュートは相手に当たりますが、そのこぼれ球を拾った舘野が再びミドルシュートを打ちます。なんとこれがゴール右上に吸い込まれるスーパーゴールとなり、2-0に。リードを広げます。
【本日のGOAL⚽️】
🏆明治安田J3リーグ第9節
📆4/10(水) 19:00 KICK OFF
⚔#ヴァンラーレ八戸右サイドからドリブルで中央に仕掛けたFW #古川大悟 のシュートのこぼれ球をDF舘野俊祐がエリア外から左足を一閃‼️
見事ゴール右隅に突き刺さりFC大阪が追加点✨FC大阪 2-0 ヴァンラーレ八戸
⌚️47分… pic.twitter.com/KbprN0B420— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) April 10, 2024
その後も攻撃の手を緩めないFC大阪。久保のポスト直撃のミドルシュートなど、後半は前半よりも多い10本のシュートを打ちます。
守備では特に後半は落ち着いた守りでシュートを2本しか打たさず、得点を与えません。以降は得点が動かず、2-0で試合終了。6試合ぶりの白星を手にしました。
ここまで5試合続けて得点がなかった中でこの試合では2得点。今のFC大阪は相手の守備が引いているときや堅いときに得点が奪えない傾向にあります。相手の寄せが早く自分たちのサッカーがさせてもらえないときにどう得点を奪うか。まだ序盤ではあるので、今後の成長に期待です。
次節の対戦相手いわてグルージャ盛岡は、リーグで3番目に失点が多いチーム。FC大阪は今季得点を取れば必ず複数得点しています。今季2失点以上取られた試合はないので、まずは先制点を奪えるかがキーになりそうです。
さて、第10節のいわて戦は4月14日(日)14:00K.O.。いわぎんスタジアムにて行われます。
第9節のハイライトはこちら↓
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