週刊ひがしおおさかに入社してもうすぐ5年。取材で飛行機に乗る機会が増えましたが、まだまだ緊張するホッケー梶間です。
先日、我らが花園近鉄ライナーズの北海道合宿を取材するため、関西国際空港(以下、関空)から新千歳空港まで飛行機を利用しました。その際にホッケー梶間が実際に体験したトラブルが壮絶だったので、思い出として記事にします。
ライナーズの合宿は8月23日〜8月31日。23日の関空から新千歳空港行きのチケットを購入しました。
週ひがは零細企業なので、大手航空会社のチケットではなく基本的にLCC(今回はPeach)を利用します。ライナーズは伊丹空港からANAで飛行機で北海道へ。
伊丹空港でなぜか高橋選手と佐々木選手に会いました🐰 pic.twitter.com/sP59NniIg3
— 花園近鉄ライナーズ(公式)🐰🏉🚝 (@liners_players) August 23, 2023
ライナーズの新千歳空港到着を先回りして撮影したかった&新千歳空港で北海道グルメを楽しみたかったため、ライナーズが到着する2時間前に着く便を予約。後々、これがトラブルの原因になるのですが…。
8月23日、北海道出発当日。
8時30分に家を出発し、週ひが事務所へ。カメラ等取材に必要な機材を揃えて、若江岩田駅から電車で関空へと向かいます。11時30分発の飛行機を取っていたので、10時30分には関空に到着。
が、出発便の案内を見て唖然とします。
僕が乗る予定の飛行機が機材トラブルで15時45分発に変更に。すでに4時間の遅延が決定していたのです。

上から3番目、11:30発の飛行機を予約していました。
リアルタイムの様子は以下のX(旧Twitter)をご覧ください↓
今から飛行機に乗る予定が、まさかの4時間遅れ…。 pic.twitter.com/VhMMZ1AVpq
— ホッケー梶間 (@hockey_kajima) August 23, 2023
新千歳空港からライナーズの合宿地である定山渓までかなり距離があるので、レンタカーの予約もしていました。そのため、レンタカー会社にも遅れることを連絡。営業時間は18時まで。
関空から新千歳まではおよそ2時間のフライト。ライナーズは15時45分着予定のため、到着の撮影は確実に間に合わないことが決定しました。
撮影は諦め、なんとか夜のミーティングまでに到着できるように切り替えます。
がしかし、ここからさらに大幅に遅れることに…。
15時45分、当初ならここで離陸できる予定でしたが、関空周辺を雷雨が襲ったため、待合室から出られない状態に。

準備中からなかなか変わらず…。
17時頃、ようやく天気が回復し、機内への搭乗がスタートします。この時、待合室では自然と拍手が起こりました。
17時45分、最初の離陸予定時刻から6時間15分遅れてようやく離陸の態勢に。
「やっと飛べる」おそらく機内にいた全員が思ったでしょう。しかし、離陸直前に再び雷雨が。さらに「雷雨の影響で離陸待ちの飛行機が10台以上いて、このままでは燃料が持たないので燃料を入れに再び駐機場に戻る」とのアナウンスが。

定刻通りに離陸していたら遭遇していなかった雷雨。
当初満席だった機内も、便を変更したり搭乗を諦めた人もいて、空席が目立ちます。燃料を入れている最中に降りる人もいました。

僕の周りにはお客さんが全然いませんでした。
給油も終わり、天候も回復。いよいよ離陸です。
時刻は19時45分。なんと8時間15分遅れ。関空と新千歳空港を2往復できる計算です。
ホッケー梶間、すでに疲労困憊ですが、まだまだ飛ぶことは許されませんでした。
この飛行機と同じように天候回復を待っていた飛行機が、他にも10台以上いたのです。さらに1時間ほど待って、20時45分ついに離陸の案内が。

すっかり真っ暗に。でも夜の滑走路はきれいだから好き。
最終的には9時間15分遅れでの離陸。関空に到着したときは朝だったのに、すっかり夜になってました。
そして22時30分、新千歳空港に無事到着。

12時間ぶりに空港の外に。空港にはほとんど人がいませんでした。
問題はもう1つ。レンタカーの営業時間は18時まで。さすがにもう開いてないだろうと諦めていましたが、なんと待ってくれていました。
お店の方によると「さすがにここまで待つのは初めて」とのことで、本当に感謝です。
まさか1日のほとんどを空港で過ごす羽目になるとは想像もしていませんでした。LCCは遅れることがあるとよく聞きますが、これまでたくさん使ってきて、搭乗便の遅延は初めて。
みなさんもお気をつけて。帰りは大丈夫かなぁ…。
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