【FC大阪】FW古川がチーム得点王に&MF宇高がケガから約5ヶ月ぶりの復帰も、カマタマーレ讃岐と1-1のドロー
東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2023年10月1日(日)、明治安田生命J3リーグ第29節が行われ、アウェイ・Pikaraスタジアムにてカマタマーレ讃岐(以下、讃岐)と対戦し、結果は1-1の引き分けでした。
第27節ではカターレ富山に1-2、第28節ではギラヴァンツ北九州に0-0と2試合勝利から遠ざかっているFC大阪。スタメンはほぼ変わらずですが、FWの島田拓海を変えて古川大悟で臨みます。
開始早々から讃岐の猛攻にあうFC大阪。志垣良監督は「讃岐はドリブルが多いチームなので、足を引っ掛けてファールを取られないようにしようと準備してきた」と話しますが、前半6分、自陣のペナルティーエリア内で相手選手を倒してしまいPKを与えてしまいます。このPKをMF岩本和希(讃岐)に落ち着いて決められ、讃岐が先制。
この直後、ピッチ中央に集まる選手たち。「カターレ富山戦で失点したあとに意思疎通できずすぐに追加点を与えてしまいました。そこでの反省を活かしてすぐに情報を共有。それが得点に繋がったと思います」とFW古川大悟。
第27節の富山戦、先制するも同点に追いつかれた直後に再び得点を許して逆点負けを喫しました。
すると前半22分再び試合が動きます。MF利根瑠偉がドリブルでペナルティーエリア内に持ち込むと、相手に倒されてこちらもPKを獲得。
これを古川が左端に決め、すぐに同点に追いつきます。このゴールで古川は今季7得点目。島田の6得点を抜いてチームトップに立ちます。
その後も古川を中心に讃岐ゴールに迫るFC大阪。しかし、追加点は奪えず前半は1-1で折り返します。
後半は一進一退の攻防。両チーム合わせて4枚のイエローカードが出るなど激しいせめぎあいになります。後半35分には、第7節のFC岐阜戦でケガをしたMF宇高魁人が交代で入り、約5ヶ月ぶりの復帰。宇高といえばドリブルが得意で、ホッケー梶間はFC大阪の三笘薫だと思っています。時には強烈なシュートを決めることもあり、昨季J3参入を決めた時のキーマンです。
その宇高が終盤にドリブルからチャンスを作りましたが、追加点とはならず。結局1-1の引き分けに終わり、FC大阪は順位を1つ落とし5位となっています。
試合後志垣監督は、「決定機は多く作れていましたが流れの中から得点が奪えず、2試合続けて勝ちきれていないのは反省するべき点です。ファールが多かったのはドリブルが多いチームだったので、仕方がない。次の試合は中3日。やれることは多くないですが、やってきたことが試される試合になると思います」と話しました。
復帰戦となった宇高は、「ケガして以来、いろいろな方のサポートがあって復帰できました。結果にこだわって残り9試合がんばります」と意気込みます。
次節は10月5日(木)、ホーム・東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドにて2位の鹿児島ユナイテッドFCと対戦します。19:00キックオフ。今季初の平日ナイターゲーム。仕事帰りに応援しよう。
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