東大阪市をホームタウンとするJ3リーグ所属のFC大阪。参入初年度の昨季は14勝11分13敗で11位(20チーム中)でした。今季はスローガンに「絶対」を掲げ、絶対優勝＆絶対J2昇格を目指します。指揮を執るのは、昨季途中まで鹿児島ユナイテッドFC(昨季2位でJ2に昇格)を率いていた大嶽直人氏です。

2023.12.23

「来季J3優勝目指す」FC大阪、新監督は大嶽直人氏に

東大阪市をホームタウンとし、J3リーグに所属するFC大阪。2023年12月21日(木)、ホームグラウンドである東大阪市花園ラグビー場で、来季指揮を執る大嶽直人新監督の就任記者会見が行われました。 【トップチーム】大...

そんなFC大阪が1月9日(火)、ホームスタジアムである東大阪市花園ラグビー場で2024シーズンの始動式を行いました。

新加入選手を含めて36名＋スタッフが出席。

まず初めに近藤祐輔社長が登壇し、クラブの歴史や東大阪市について話します。
「東大阪はモノづくりとラグビーの街。ここ花園はラグビーの聖地でもある。ラグビーをリスペクトしながらも、同じフットボールとして盛り上げていきたい。そのためにはまずはFC大阪を認めてもらえるように試合で勝つことが必須。クラブ理念の『すべては勝利と感動のために』を体現しましょう」と檄を。

社長就任4年目を迎える近藤社長。GK出身。

その後は新加入選手のお披露目も行われました。

今季の新加入はなんと22名。

昨季は6名だったのに対して、今季は22名もの新戦力が。FC大阪全選手が38名なので半数以上が新加入と、今季に懸ける思いが伝わってきます。
新加入選手は以下の通り。※1月9日現在(あと1名は後日発表予定)

例年なら1人ひとりに意気込みなどを聞きますが、この数だったので断念…。
最後に、大嶽監督のあいさつで指導式は終了します。

笑顔が印象的だった大嶽監督。

「絶対優勝してJ2に上がるんだという気持ちを持って、一緒に戦いましょう」と、笑顔で短めにあいさつしました。

始動式の後には初練習を公開。

公開練習だったため、旗を振るサポーターの姿も。

ジョギングから始め、ボールを使ったトレーニングや激しいミニゲームを通じて、新シーズンに向けた準備を本格化させました。大嶽監督は選手たちの元気さや熱さに感銘を受け、若いチームであることを強調。
「平均年齢は25〜26歳くらい。体力もあるので、初日からしっかり身体を動かしました」。

ウォーミングアップでは自らも選手と一緒に走っていた大嶽監督。

また、選手の数が多いため「練習中、選手たちの名前と顔を覚えるためにメモを見ながら練習を見ていました(笑)」と秘話も。

既存の選手と新加入選手がしっかり混ざって練習。

ホッケー梶間の今季注目選手はFW宇高魁人。ドリブルが得意で、FC大阪の三笘薫だと個人的に思っています。時には強烈なシュートを決めることもあり、J3参入を決めた時のキーマン。昨季はケガで約半年間試合に出られなかったので復活を！

今季の目標は「1試合でも多く出場し、アシストと得点で二桁取ること」。

さて、FC大阪の開幕戦は2月23日(金・祝)or24日(土)or25日(日)。昨季14位のAC長野パルセイロと対戦します(キックオフ時間、会場は未定)。
今シーズンも可能な限り、ホーム・アウェイの取材に行きます。