【FC大阪】ホームで約3ヶ月ぶりの白星を挙げ、次節は生駒山ダービー 大嶽監督「残りの試合はミドルシュートが鍵」
- 2024/10/8
- スポーツ
- FC大阪, J3リーグ, いわてグルージャ盛岡
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東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年10月4日(金)、2024明治安田J3リーグ第31節が行われ、たけびしスタジアム京都にていわてグルージャ盛岡と対戦しました。結果は1-0で勝利。ここまでの成績は11勝12分8敗勝点45、現在の順位は7位です。

勝利を挙げ、ゴール裏のサポーターと勝利を分かち合う選手たち。
試合後の記者会見で「今日は我々の良さを消されて、完敗に近い内容だった」と、いわての星川敬監督。
いわては現在、ダントツで最下位。また9月30日にはクラブの代表取締役オーナー兼代表取締役社長の秋田豊氏の退任が発表された直後の試合でした。

試合後の記者会見に臨む星川監督。「選手のサッカー人生を短くさせないためにもJ3に残留する」と話す。
その影響もあってか、試合は終始FC大阪が支配する形に。FC大阪が得意とする前線からの積極的なプレスやロングスローにいわては上手く対応することができません。
先制点はそのロングスローから。前半19分、DF舘野俊祐がペナルティーエリアめがけてスローすると、このボールをDF秋山拓也→FW西村真祈とヘディングでつないで、最後はMF久保吏久斗がボレーシュート。これがゴール右隅に決まって、1-0とします。
映像↓
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🗣本日のGOAL⚽️
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🏆明治安田J3リーグ第31節
📆10/4(金) 19:03 KICK OFF
⚔#いわてグルージャ盛岡相手陣地深くからのロングスローをペナルティエリア内でヘディングで上手く繋ぎ、最後はFW #久保吏久斗 がボレーシュート‼︎
ゴール右隅に決まり、見事先制に成功する。#FC大阪 #fcosaka #J3 pic.twitter.com/8yy1fqPX1d— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) October 4, 2024
このゴールについて久保は「あそこのスペースが空いているという分析があって、飛び込めと言われていました。狙い通りになって良かったです」とコメント。

得点後、コーチ陣と抱き合う久保。
今季先制点を奪った試合は、9勝3分1敗と高勝率のFC大阪。その後も自分たちのリズムで相手ゴールに迫りますが、追加点とは至りません。
前半唯一のピンチは39分、MF深川大輔の放ったミドルシュートがゴール上のバーに直撃。スーパーゴールを決められかけましたが、失点はせず試合を折り返します。
この試合の中心は先制点を挙げた久保。後半もカウンターを中心に相手ゴールに迫り、GKと1対1の場面を何度も作ります。追加点まであと少しという展開ですが、相手GKの好セーブ連発でなかなか2点目は生まれません。

J3随一のスピードを誇る久保。
「試合前に監督と残りの試合で3点取るって話をしていて。今日、ハットトリックできそうだったので、しっかり決めきりたかったですね」と反省も。
結果的には1得点しか奪えませんでしたが、最後まで集中した守備で相手に決定機を作らせず、1-0で勝利。ホームでの勝利は6月29日の第19節テゲバジャーロ宮崎戦以来約3ヶ月ぶりとなりました。

相手に得点を許さなかったGK永井建成。
この結果に大嶽直人監督は、「追加点は取れなかったが、良い形は作れた。こぼれ球を拾ってのゴールなどもあるので、残りの試合は『ミドルシュートが鍵になってくる』。泥臭くても勝点3を取りにいく」と話します。

現役時代、京都パープルサンガでプレーしていた際に、ホームスタジアムとしていた場所で勝利を挙げた大嶽監督。
さて、次節は10月13日(日)、アウェイ・ロートフィールド奈良にて奈良クラブとの対戦です。14:00キックオフ。
奈良クラブとは地域リーグ時代から対戦があり、J3に上がった時期も同じのライバル。ホームタウンが生駒山を挟んで向かい側のため、両者の試合は「生駒山ダービー」と呼ばれています。記録のあるJFL時代からの通算対戦成績は6勝6分6敗と互角です。
奈良クラブは現在、4敗5分と9試合勝利から遠ざかっていて、順位も19位/20チームと、JFL(日本フットボールリーグ)降格の危機。この試合により一層の気合いを入れて臨んでくるでしょう。FC大阪としてはダービーマッチに勝利して、J2昇格に向けさらに勢いをつけてほしいところです。
この試合のハイライト
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