東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年10月19日(土)、2024明治安田J3リーグ第33節が行われ、東大阪市花園ラグビー場にてギラヴァンツ北九州と対戦しました。結果は3-2で勝利。ここまでの成績は13勝12分8敗勝点51、現在の順位は4位です。

試合終了後、サポーターと勝利を分かち合う選手たち。
試合前の時点でFC大阪は4位、北九州は5位。今季J3のレギュレーションは、2位以内に入れば自動でJ2昇格、6位以内に入ると昇格のプレーオフに進出。プレーオフでトーナメントを勝ち抜くとJ2に昇格できます。残り試合はこの試合を含めて6試合。首位・大宮アルディージャの優勝はもう決まっているので、少しでも上の順位で終えるためにも負けられない試合が続きます。

10月24日(木)時点での順位。
「ゲームを迎えるにあたってアクシデントがかなり多く、メンバーを変更せざるを得ず、やり方も変えなくてはならなかった。準備したことが何一つ出せなかった」と、試合後の記者会見で北九州の増本浩平監督。

試合後の記者会見に出席する増本監督。
ただ、相手が想定外の戦い方をしてきたことによって、FC大阪は前半思うような試合運びができません。パスが通らなかったり、センタリングが合わなかったり。
しかし「試合の中で選手たちが修正してくれた」(大嶽直人監督)と、前半アディショナルタイム(45分+5分)にFW古川大悟の2試合連続となるゴールで先制します。
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🗣本日のGOAL⚽️
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👑明治安田×Jリーグ タイトルパートナー10周年記念マッチ
🏆明治安田J3リーグ第33節
📆10/19(土) 13:04 KICK OFF
⚔#ギラヴァンツ北九州コーナーキックの流れの中から、DF #舘野俊祐 がゴール前にふわりとしたクロスを供給する。
このクロスに上手く合わせたFW #古川大悟… pic.twitter.com/CpNVKIHZo7— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) October 19, 2024
後半も自分たちのペースでといきたかったところですが、開始早々の後半4分、MF藤原健介に直接フリーキックを決められてしまい、同点に追いつかれます。

GK永井建成のギリギリ届かないところに決まった。
このゴールで勢いに乗った北九州はその4分後。FC大阪ボールを奪ってからカウンターで攻め上がると、最後はエースストライカーのFW永井龍にゴールを許し、わずか4分間で逆転されてしまいます。
🟡Today's Highlight②🔴#永井龍 選手、シーズン13得点目⚽️🔥#高昇辰 選手からの鋭い左足のパスを見事に決めました☑️
ストライカーの見事なゴールでした✨💪#ギラヴァンツ北九州#giravanz#北九州 pic.twitter.com/QtODTD8sip
— ギラヴァンツ北九州 オフィシャル (@Giravanz_staff) October 19, 2024
まずは同点に追いつきたいFC大阪は、選手交代をしながら追加点のチャンスを伺うも終盤へ。ここから代わって入ったFW望月想空(そら)とFW島田拓海が躍動します。
終了間際の後半41分、MF増田隼司のセンタリングをゴール前で島田が折り返すと、最後は望月が押し込んで同点に。
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🗣本日のGOAL②⚽️
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👑明治安田×Jリーグパートナー10周年記念マッチ
🏆明治安田J3リーグ第33節
📆10/19(土) 13:04 KICK OFF
⚔#ギラヴァンツ北九州MF #増田隼司 の右からのクロスをFW #島田拓海 がヘディングで中に折り返す。
この折り返しに反応したFW #望月想空… pic.twitter.com/2CHHR4nrHc— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) October 19, 2024
「ゴールのことばかり考えていたので、反応できたと思う。久々にベンチに入れて、この試合の結果が今後のサッカー人生を左右するなと思っていたので、結果を出せて良かった」と望月は笑顔で振り返ります。

試合後のヒーローインタビューにももちろん呼ばれた望月。
この同点ゴールで花園の熱気は最高潮に。それに応えるようにさらに攻勢を強めるFC大阪は、どんどん相手ゴール前にボールを送ります。すると後半アディショナルタイム(45分+3分)、FC大阪ボールのフリーキックから相手の足に当たったボールがゴール前にいた島田の下へ。これを島田が左足で押し込んで劇的逆転ゴールとなります。

シュートを打つ島田。ジャストミートではなかったが、気迫で押し込んだ。
このゴールが決まったときは、ピッチで撮影していたホッケー梶間も雨か涙かわからないくらいぐちゃぐちゃでした…(笑)
映像↓
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🗣本日のGOAL③⚽️
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👑明治安田×Jリーグ タイトルパートナー10周年記念マッチ
🏆明治安田J3リーグ第33節
📆10/19(土) 13:04 KICK OFF
⚔#ギラヴァンツ北九州DF #舘野俊祐 からのロングボールのこぼれ球が FW #島田拓海 のもとへ。
このこぼれ球を左足でゴールに押し込む!… pic.twitter.com/zbQfx7pNGJ— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) October 19, 2024
「マリックだけのミスじゃないが、みんなで取り返そうと言っていたので勝ちにつながって良かった」と島田。
実は北九州の2点目のシーン、今季初スタメンとなったDFフォファナ マリックのパスを相手にカットされたところからの失点でした。誰かがミスをしたら全員でカバーする。ここが徹底されたことによって、現在の好調さにつながっているのかもしれません。

今季途中でJFLのFCティアモ枚方から加入したマリック。
この勝利で3連勝とし、順位はプレーオフ圏内の4位をキープしています。
次節は10月27日(日)、アウェイ・いちご宮﨑新富サッカー場にてテゲバジャーロ宮崎と対戦。14:00キックオフ。
この試合のハイライト
フォトギャラリー
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