東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年3月23日(土)、2024明治安田J3リーグ第6節が行われ、ホーム・東大阪市花園ラグビー場にて松本山雅FCと対戦しました。結果は0-0のスコアレスドローで、3試合連続の引き分けです。
前節のギラヴァンツ北九州戦から中2日。試合前から大雨が降り、難しいコンディションでの試合になります。
「難しい状況というのはわかっていたので、セカンドボールを前向きに拾えるかを大事にしていた」と試合後の大嶽直人監督。
お互いにボールを運ぶのに苦戦しますが、特に前半はFC大阪がボールを持ち攻め込む展開が続きます。大嶽監督が話すセカンドボールにもよく反応。特に右サイドで起用されたMF久保吏久斗は自由自在にボールをコントロールし、チャンスを演出します。しかし、ここ数試合の課題である得点奪取ができません。
この試合ではピッチコンディションの影響もあってかファールが多発。試合を通して10枚のカード(イエローカード8枚、レッドカード2枚)が提示されたのです。
41分にはFW佐相壱明(松本)にこの日2枚目のイエローカードが提示されレッドカードに。残り時間、FC大阪は数的優位で試合を進めます。
前半はスコアが動かず0-0で折り返し。
「数的優位は考えず、前半の勢いのまま後半に入りました」と大嶽監督。
後半もFC大阪ペースは変わりませんが、相手GK神田渉馬のファインセーブにことごとく阻まれて得点が生まれません。
時間が進むに連れてピンチの場面も増えていきますが、この試合でもGK永井建成のファインセーブが飛び出し、得点を許しません。
しかし81分、FC大阪にもアクシデントが。自陣でDF秋山拓也が相手ボールをスライディングで奪いに行った際に相手選手を倒してしまい、この日2枚目のイエローカードが提示されました。退場および次節は出場停止となります。残り9分+アディショナルタイムは10人対10人で戦うことに。
松本は試合を通して7本、FC大阪はその倍以上の16本のシュートを打ちましたが結局得点は奪えず。3試合連続のスコアレスドローとなりました。ただ、開幕して6試合負けなし(3勝3分)です。
大嶽監督は「得点は奪えなかったが選手たちの集中力、セカンドボールへの反応、球際など諦めない姿勢は素晴らしかった」と評価。
一方、ここまで全試合出場中のMF武井成豪は「失点していないのは良いが、攻撃が手詰まりな状況。自分たちのやりたいことが封じられたときにどうするか考えて試合をしなければ。次節への反省です」と課題を話します。
第7節は3月30日(土)ホーム・東大阪市花園ラグビー場でFC今治と対戦します。13時キックオフ。昨季は1勝1敗の相手ですが、花園では3-1で勝利しています。次の試合こそは勝利を頼むぞ。
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