東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年8月24日(土)、2024明治安田J3リーグ第25節が行われ、アウェイ・AXISバードスタジアムにてガイナーレ鳥取と対戦しました。結果は1-2で敗戦。これで8勝10分7敗の勝点34、順位は11位に後退しました。
試合前の時点で5試合勝利から遠ざかっていたFC大阪。自動昇格圏内(2位以内)までは勝点9差、J2昇格プレーオフ圏内(6位以内)までは勝点5差と、これ以上は離されたくありません。※勝利で勝点3、引分で勝点1、負けで勝点0。
今節の対戦相手鳥取とはJ3参入後1勝2分と負けがなく、6試合ぶりの勝利といきたい一戦。前節からややメンバーを入れ替えて臨みます。
この試合、特に良かった(ホッケー梶間視点)のが左サイドで躍動したMF夏川大和とFW増田隼司。ともに今季から加入し、夏川は京都産業大学卒のルーキーで、増田はSC相模原から期限付き移籍です。
リーグ戦序盤はメンバー外となることが多かった2人ですが、後半戦に入りここ数試合はスタメンに名前を連ねることが多くなっています。
良い守備からのカウンターからセンタリングを上げたりシュートを打ったりと、ボールを持てば左サイドでの攻撃を活性化させます。
試合が動いたのは前半23分、その増田のプレーでした。FC大阪はコーナーキックを獲得。キッカーからのボールが一度は反対サイドまで流れますが、そのボールを拾った増田が再びゴール前にセンタリングを上げると、最後はDF秋山拓也がヘディングで決めてFC大阪が先制します。
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本日のGOAL⚽️
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明治安田J3リーグ第25節
8/24(土) 19:03 KICK OFF
⚔#ガイナーレ鳥取23分コーナーキックのチャンス。
DF #小島凛士郎 から放たれたボールはゴール前の競り合いでこぼれる。
そのボールを拾った FW #増田隼司 が優しいクロスを上げると、DF #秋山拓也… pic.twitter.com/rUl3fx14wP— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) August 24, 2024
その後もFC大阪は再三の決定機を作りますが、惜しくも追加点とはならず。FC大阪が1点リードして試合を折り返します。
雨が降り出した後半は、開始早々から鳥取の猛攻に。前半同様体を張った守りで跳ね返していましたが、後半7分に相手のシュートがFC大阪の選手の足に当たってコースが変わり失点してしまいます。
【8/24(土)大阪戦】
⚽️52' #松木駿之介
3試合連続ゴール▽見逃し配信はDAZNhttps://t.co/OTtPMSkQgF#ガイナーレ鳥取 #StayHungry pic.twitter.com/gcyvizLREu
— ガイナーレ鳥取 (@gainareofficial) August 24, 2024
このプレーの直後、雷が強くなり試合が47分間の中断に。さらに、失点の際に頭を打ったGK永井建成が脳震盪と診断され、昨季からフル出場でFC大阪を支えてきた守護神の交替を余儀なくされます。代わって入った山田晃士はFC大阪のデビュー戦に。
雷が収まり試合が再開すると、さらに勢いづく鳥取。FC大阪は自陣で我慢の時間が続きます。後半はシュートがほとんど打てず、守備に時間を割いてしまう展開に。
1-1のまま迎えた後半アディショナルタイム(後半45分+5分)。このまま同点で試合終了かと思われましたが、自陣で相手のスルーパスが上手く通ってペナルティーエリア内に。GK山田と相手選手が1対1となり、相手にかわされたところを倒してしまいPKを献上。これをFW田中翔太(鳥取)に落ち着いて決められてしまい、逆転を許します。
【8/24(土)大阪戦】
⚽️90+5' #田中翔太
逆転ゴール!今季8点目❤️▽見逃し配信はDAZNhttps://t.co/OTtPMSkQgF#ガイナーレ鳥取 #StayHungry pic.twitter.com/mfOXUVKdbW
— ガイナーレ鳥取 (@gainareofficial) August 24, 2024
その後は同点に追いつく時間はなく、試合終了。1-2で逆転負けを喫しました。
これで6試合勝利から遠ざかっているFC大阪。最近の試合では、先制点を奪いながらも追いつかれての引き分けや逆転負けが目立ちます。これについて大嶽直人監督は、「後半の入りが悪かったり、球際の執着心が弱い」と話します。たしかにこの試合でも、ルーズボールになったところを拾われたりして相手のカウンターを受けたシーンもありました。
この2ヶ月でFC大阪は9人の新加入選手を発表。うち6人は海外からの選手です。今季は残り13試合で、目標のJ2昇格を達成させるための補強と言えるでしょう。今のFC大阪は得点は取れていますが、リーグ戦前半のように最後まで無失点で守り切るということができていません。特に試合の後半が鍵になっていて、追加点を取れる選手や試合を締めくくれる選手が必要です。新加入選手から救世主は出てくるのか。大嶽監督の手腕にも期待がかかります。
次節は、8月30日(金)ホーム・たけびしスタジアム京都(花園が使えずたけびしにて開催)にてツエーゲン金沢と対戦します。アウェイで対戦した際には6得点で勝利した相手。平日に京都でのナイトゲームになりますが、仕事を早く終わらせて応援に行きましょう。
この試合のハイライト
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