東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年8月17日(土)、2024明治安田J3リーグ第24節が行われ、アウェイ・アシックス里山スタジアムにてFC今治と対戦しました。結果は1-1の引き分け。これで8勝10分6敗の勝点34、現在の順位は9位です。
酷暑での連戦を避けるためのサマーブレイクが取られたJリーグ。前節から約3週間ぶりとなったこの試合は、2位につけるFC今治との一戦になりました。FC大阪は9位ですが、FC今治とはJFL(J3リーグの1つ下のリーグ)時代から対戦があり、相性は良い相手。通算対戦成績は2勝4分1敗と、過去に1度しか敗れていません。
この一戦でも開始早々からFC大阪が試合の主導権を握る形に。
「サマーブレイクに入る前の課題を中断期間中に改善でき、自分たちのサッカーができた」と、FC大阪の大嶽監督。
両サイドを上手く使いながら今治のゴールに迫ります。
試合が動いたのは前半39分。GK永井達成からのロングボールをFW古川大悟がヘディングでつないでペナルティーエリア内に入ると、このボールを受けたMF久保吏久斗がセンタリング。このクロスは相手にヘディングでクリアされますが、そのボールを古川がダイレクトでシュート。これがゴール右に決まってFC大阪が先制します。
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🗣本日のGOAL⚽️
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🏆明治安田J3リーグ第24節
📆8/17(土) 19:03 KICK OFF
⚔#FC今治GK #永井建成 からのロングボール 、FW #古川大悟 がつないでMF #久保吏久斗 がクロスを上げる。このボールはクリアされるも、しっかりと予測していた #古川大悟 がダイレクトに蹴り込み先制!#FC大阪 #fcosaka… pic.twitter.com/Haoybx12FW
— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) August 17, 2024
このゴールについて古川は、「チームで練習していたことが出せたし、予測どおりにボールがきて良かった」と振り返ります。
その後は得点は動かず、FC大阪リードで折り返し。
この勢いのまま後半も追加点をといきたいところでしたが、今治も意地を見せます。
「セカンドボールは拾えていたが、足元に入らなかった。そこから攻撃を受けてしまった」と大嶽監督。
後半11分、再び試合が動きます。
自陣で今治につながれると、ペナルティーエリア内でMF加藤潤也(今治)がシュート。これがFC大阪のDF秋山拓也の足に当たって角度が変わりそのままゴールへ。同点に追いつかれてしまいます。
🎞️ゴール動画
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明治安田J3リーグ 第24節
🆚#FC大阪新井光選手からのボールを加藤潤也選手が左足で決めました!
同点弾が加藤潤也選手のFC今治加入後初ゴールとなりました⚽️#FC今治 #DOitNOW pic.twitter.com/CkaeTpTQbl— FC今治 (@FCimabari) August 17, 2024
選手交代をしながらさらに攻勢を強めてきますが、体を張ったディフェンスで追加点は与えません。
FC大阪も新加入のFWエヴェルトン カネラらを投入し最後まで追加点を狙いにいきましたが、その後はお互いに無得点。1-1の引き分けとなりました。
試合後に大嶽監督は「上位チーム相手に前半は優位に進められたのは収穫。最後の精度をもう少し上げれば複数得点取れると思うし、次に繋がるゲームだった」と手応えを話します。
古巣との対戦となったMF武井成豪は、「前半少し飛ばし過ぎて、後半に息切れした感があった。前後半通して最後まで走り切れるサッカーをしなければ」と、勝ちきれなかった要因を分析。
FC大阪は走るサッカーが主体なので、歴代夏場に成績を落とす傾向にありました。今季もやはり春先に比べれば成績は落ちていて、J2昇格プレーオフ出場圏内(3位〜6位)までも勝点5差です。この先大事になってくるのはまずは先制点を取ることでしょう。FC大阪は今季、得点を挙げた試合は8勝2分1敗で、一度しか敗れていません。得点後に1点を守り切るのか、追加点を取りにいくのか。チームで徹底してここからの巻き返しに期待しましょう。後半戦はまだまだ始まったばかりです。
次節は、8月24日(土)アウェイ・Axisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と対戦します。
この試合のハイライト
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