東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年8月30日(金)、2024明治安田J3リーグ第26節が行われ、ホーム・たけびしスタジアム京都にてツエーゲン金沢と対戦しました。結果は1-1の引き分け。これで8勝11分7敗の勝点35、現在の順位は12位です。
普段ホームスタジアムとしている東大阪市花園ラグビー場が使用できず、この試合はたけびしスタジアム京都での開催に。指揮を執る大嶽直人監督は現役時代、京都パープルサンガでのプレー経験があり「久しぶりに来ました。ピッチコンディションが良く、素晴らしいスタジアムですね」と、試合後の記者会見で話します。
台風の影響で開催可否が直前まで不明な中、結果的にはほぼ影響はなく(少し強めの風や試合途中から降雨はあり)予定通りにキックオフ。
リーグ戦前半で対戦した際には6-2でFC大阪が圧勝していますが、金沢は昨季までJ2に所属。試合前の時点では6位と、上位につけます(FC大阪は11位)。序盤は押し込まれる展開も2試合ぶりのスタメンとなったMF久保吏久斗が起点となって右サイドからチャンスを作り、徐々にペースを握っていくFC大阪。
すると前半18分、その右サイドでGK姜成國(カン・ソングク)からのボールを受けたFW増田隼司がセンタリング。このボールにFW古川大悟が足を伸ばして飛び込み先制ゴールを挙げます。
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🗣昨日のGOAL⚽️
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🏆明治安田J3リーグ第26節
📆8/30(金) 19:03 KICK OFF
⚔#ツエーゲン金沢GK #姜成國 からのロングフィードのこぼれ球を拾ったFW #増田隼司 からのピンポイントクロスに FW #古川大悟 が上手く合わせ、3試合連続の先制に成功する‼︎#FC大阪 #fcosaka #J3 #東大阪 #スローガン… pic.twitter.com/atBgOA480P
— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) August 30, 2024
「古川選手と目が合って、ここに蹴ったら決めてくれると思った」と、今季3アシスト目を挙げた増田。
一方の守備では前節、脳震盪と診断された絶対的守護神・永井建成に代わってFC大阪、そしてJリーグデビュー戦となった姜が好セーブを連発。「緊張はあった」とやや動きが硬い場面もありましたが、前半を無失点で切り抜けます。
後半に入ると、いきなり試合が動きます。「出足の速さや背後への動きを増やした」と、開始直後からFC大阪ゴール前へ迫ると後半4分、センタリングからMF梶浦勇輝にヘディングで合わせられて同点に。
【アウェイFC大阪戦】#梶浦勇輝 選手の同点ゴール⚽️
クロスを頭で合わせ、2試合連続で同点弾を決めました💥
今季8ゴール目の活躍💪🔥#DAZN#zweigen #新生 pic.twitter.com/60W0UsxuNb— ツエーゲン金沢 (@zweigen_staff) August 30, 2024
このゴールで勢いづいた金沢は後半だけで11本のシュートを放ちますが、守備陣が体を張った守りで追加点は与えません。
後半、短時間の出場ながらインパクトを残したのはFWエヴェルトン・カネラ。
後半37分に投入されるとその7分後、DF美馬和也からのアーリークロスに強烈なダイレクトボレーシュート。しかしこれは相手GKの好セーブに阻まれ、惜しくもゴールとはなりません。
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🗣NICE PLAY👍
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🏆明治安田J3リーグ第26節
📆8/30(金) 19:03 KICK OFF
⚔#ツエーゲン金沢右サイドを駆け上がったDF #美馬和也 からのアーリークロスにFW #エヴェルトンカネラ がボレーシュート‼︎
惜しくも相手GKの好守に阻まれ、試合終了間際の勝ち越しゴールとはならず。#FC大阪 #fcosaka… pic.twitter.com/HZ432vbexn— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) August 30, 2024
このシュートだけでなく、ドリブル突破や191cmの長身を生かしたヘディングなど、”スタメンで見てみたい”と思わせてくれる選手でした。後半戦未だに勝利のないFC大阪にとって、救世主となるかもしれません。
両チームともその後は惜しいシュートはあったものの得点は動かず。1-1の引き分けで、勝点1を分け合いました。
試合後に大嶽監督は、「(勝つためには)攻撃をしながら良い守備もしていかないといけない。前半戦はそれができていたが後半戦になってできていないので、もう一度FC大阪のサッカーを突き詰めていきたい」と話します。
次節は9月7日(土)、アウェイ・長野UスタジアムにてAC長野パルセイロと対戦します。開幕戦時にホームで対戦した際には2-1で勝利した相手から8試合ぶりの白星を手にすることはできるか。目標の「J2昇格」のためには、これ以上上位と離されるわけにはいきません。
この試合のハイライト
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