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- 近鉄ライナーズ、リズムそろわず東芝に大敗
先週、40-22でリコーに勝利し、リーグ2位に浮上した近鉄ライナーズ。上位トーナメント進出には、あと1勝が必須です。
そんな緊張感漂う第5節が、12月20日(日)鴻ノ池陸上競技場で行われました。
対戦相手は東芝ブレイブブルーパス。リーチマイケルや大野均など、日本代表選手が多く在籍する強豪チームです。
ライナーズは、トンプソン、重光、負傷したスピースとデアリエンディの主力選手がメンバーから外れ、ラトゥイラ、テイラーがリーグ戦初出場。リザーブに名を連ねます。久々の登場となる2人に注目の一戦です。
天候は晴れ、弱風の中、15高がキックオフ。
先制したのは東芝でした。前半5分、東芝8リーチが縦にガンガン攻めて突破し、ゴール前へ。走ってきた13カフイにパスすると、トライを決められます。これで一気に東芝ペース。タックルも物ともしないアタックに、序盤からプレッシャーをかけられます。
フィジカルで攻めてくる東芝。さらにライナーズは、自陣22m内のスクラムで度重なるペナルティーを繰り返し、3前田にシンビン。直後のスクラムからトライを奪われると、為す術を失ってしまいます。攻撃に回ってもディフェンスに押し返され、前へ出るどころか後退。3前田が戻った後もリズムを取り戻すことができず、1PG3トライを奪われ0-34に。
なんとか1トライとってほしい。願いが通じたのか、35分、東芝のペナルティから敵陣ゴールライン直前でのマイボールラインアウトを得ます。しっかり確保し、ライナーズがモールで執拗に攻めると、東芝はたまらずペナルティを繰り返し、なんと認定トライ。G成功で7-24。反撃の狼煙をあげるとともに、8リーチがシンビン。後半へ望みをつないで前半が終了します。
前半最後のトライを機に、気持ちを入れ替えて臨む後半。のはずが、開始早々の0分、9分に2トライを奪われて7-46と離されます。
後半も縦へと強烈に攻めてくる東芝。自分たちのラグビーができないライナーズは、大幅に選手を入れ替えます。
10分、ラトゥイラ、テイラー、東郷、才田が入ると、そこから流れはライナーズへ。
14分、敵陣22mライン内でのマイボールラインアウトを確保すると、モールを押してサイドから6統悦、5松岡がアタック、ボールをキープします。走りこんできた23テイラーがパスを受け、大きく右へ。直前でディフェンスされるも腕を伸ばしてトライ!さすがテイラー!と言わんばかりのトライに湧く会場。12-46とします。
ライナーズはなんとかテンポを取り戻したものの、圧倒的なフィジカルの東芝。29分、34分と立て続けにトライを奪われ、12-58で試合終了。ライナーズの大敗となりました。
「アタック、ディフェンスとも前へ出ることができなかった。フィジカルで負けました」と敗因を分析する豊田キャプテン。前田監督は、「前半からセットピースが上手くいかなかった。ペナルティも多かったので、NTTコム戦に向け、意識して準備していきたいです」と語りました。
【週ひがMVP】アンドレ・テイラー選手
東芝戦のMVPは、後半のトライでチームに流れを取り戻したアンドレ・テイラー選手。「待ち望んでいた久しぶりのゲームだったけど、何も変わらずプレーできたよ」とテイラー選手。久しぶりのトップリーグを楽しんでいました。
次節でリーグ戦は終了。4トライ上げ勝てば、上位トーナメント進出が確定します。
泣いても笑っても最終戦。白熱のゲームは、12月26日(土)愛知県・瑞穂にて、NTTコムとの対戦です!
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