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- リーグ戦2位へ!ライナーズ、リコーに快勝
先週、クボタスピアーズに40-17で勝利し、勝点を14とした近鉄ライナーズ。
勢いに乗って迎える第5節は、リコーとの対戦。12月12日(土)ホームグラウンドの東大阪市花園ラグビー場にて行われました。
リーグ戦上位に食い込むためには、差をつけて勝利したいところ。しかし、トップリーグ4戦連続出場していたスピース、デアリエンディが負傷のため外れ、主力外国人選手を欠く事態に。代わりに新人の田淵、今シーズントップリーグ初スタメンのウィンターステインが入ります。欠けた2人の穴を埋めることはできるのか、今シーズンのライナーズはやっぱり強いのか。期待と不安が相まる一戦です。
快晴、無風の中、15高のキックで試合開始。開始早々、ハーフウェイライン付近でターンオーバーしたボールを4トンプソンが相手陣22mライン内へキック。ディフェンスのいない場所へボールを落とします。駆けつけた14田中がゴール直前でボールをキープし、1豊田が拾い上げてトライ!5-0とします。
良いスタートを切ったライナーズですが、時間が経過するにつれミスが目立ち始めます。7分にはノットロールアウェイを犯してしまい、PGを奪われ5-3に。
しかし、ライナーズ以上に反則が多いリコー。相手ペナルティでマイボールのラインアウトを得ると、モールを形勢。相手が組めないうちに押し込み、13分、6タウファ統悦がトライを決めます。10-3に。
16分、リコーにトライ。Gも成功で同点に追いつかれてしまいますが、ひるまず相手にプレッシャーをかけ続けるライナーズ。
ディフェンスに回っても前へ出て相手のミスを誘い、アタックではどんどんフェイズを重ねると、リコーはたまらずペナルティ。PGを成功させて13-10と再度突き放します。
その後は攻撃するも、新人8田淵のノックオンなど若手のミスもあり、攻め切れない状況が続きます。前半終了のホーンが鳴った後、重い空気を振り払ったのは8田淵。さっきまでのミスを取り返すかのように、リコーのボールキャリアに鋭いタックルを浴びせると、そのままターンオーバーへ。リコーが思わずペナルティを犯すと、ライナーズはショットを選択。正面のPGを成功させ、16-10に。大歓声の中ライナーズリードで前半が終了します。
さあ、後半開始。風向きは向かい風に変わりますが、そんなことは関係ない!とばかりに、後半3分、スクラムから展開し、7辻、15高が大きくゲイン。BKでつなぎ、12ウィンターステインが左中間にトライします。際どい角度のGも成功し、23-10に。
12分にはPGも決まり、26-10と確実に点差を広げていきます。
プレッシャーを与え続けるライナーズに、リコーは自陣内22m付近でオフサイド。何度も反則を繰り返したため、SH山本がシンビンで一時退場となります。ライナーズにとって、さらなる攻撃のチャンス。一人足りないリコーのディフェンスを打ち破り、27分には6タウファ統悦がトライ。Gも決まり、33-17とさらにリードします。
4トライをあげ、勝点1をゲットしたライナーズは、さらに得点をあげようと総攻撃を仕掛けます。33分にはターンオーバーからフェーズを重ね、どんどん攻めます。7辻にボールが渡ると、ゴールまで走ってトライ…に見せかけて1豊田へ手渡し。そのままトライ!Gも成功し、40-17に。
後半終了間際、リコーにトライを奪われたものの、40-22で試合終了。ミスが多かった前半を修正し、相手にプレッシャーを与えつづけたライナーズの快勝となりました。
【週ひがMVP】豊田大樹選手
今回のMVPは、2トライを上げMOMも手にした、キャプテンの豊田大樹選手。「外国選手が2人抜けていましたが、同じパフォーマンスを、とチームで挑みました」「前半ミスが多かったけど、後半修正できました」とチーム全員での勝利を喜びました。
「毎回トーナメントのつもり。ライナーズのやるべきこと、やりたいことに選手たちがフォーカスしてくれています。自分たちのやりたいことを、今、つかみかけています」と話すのは前田監督。
第5節を終え、ライナーズは現在リーグ2位、勝点19。順調に行けば、上位進出が見えてきます。
第6節は現在3位の東芝との対戦です。奈良県・鴻ノ池陸上競技場にて、12月20日(日)13時キックオフ!
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