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- ライナーズ、クボタに大勝!1万人超えの大歓声
先週サントリー戦を25-19で制し、15年ぶりの勝利を飾った近鉄ライナーズ。
この勢いで勝ち進めば、トップリーグ上位進出も夢じゃない。着実に勝点を取りにいきたい第4節は、12月6日(日)ホームグラウンドの東大阪市花園ラグビー場にて行われました。
対戦相手はクボタスピアーズ。現在リーグ戦最下位ですが、日本代表のCTB立川理道も在籍しており、油断ならない相手です。
ライナーズの注目メンバーは、トップリーグ4連続の出場となる外国人選手のスピース、デアリエンディ。新人では井波がスタメン入り、浅岡、田淵がリザーブと、前節同様ベテランから若手をバランスよく配置して挑みます。

選手の入場に、会場からは大歓声。
観客数は11404人を記録する大入り。両チームファンからの声援が渦になり、グラウンドに響き渡ります。
弱い横風が吹く中キックオフ。序盤からライナーズは試合の主導権を握り、相手に攻撃するチャンスを与えません。
6分、8スピースが大きくゲインを切って進み、残り5m。相手ペナルティをタッチに出して、マイボールのラインアウトからモールを形勢し、トライを狙います。崩れるも、9金がサッと拾って自ら走り、先制トライを奪取。Gも決まって0-7に。好スタートを切ります。

このモールから、9金がボールを拾ってトライへ!
その後、PGを許し3-7となりますが、25分にはクボタ9井上にシンビン。相手が1人いない間、ライナーズは8スピースや4トンプソンのゲインでどんどん前へ進みます。

ボールを持てば止まらない「南アのポパイ」8スピース。
ライナーズペースの26分、マイボールでのラインアウトからモールに。今度はBKで素早くつなぎ、外へ展開します。一人余った14田中へパスが回ると、相手を振りきって右隅へトライ!難しい角度のGも決め、3-14とします。

ダッシュでトライを奪いに行く14田中。
2トライをあげ、すでに高まる「勝利」の2文字。ミスがやや目立つも、それ以上に上回るライナーズの勢い。相手陣でのプレーが続きます。

前半終盤に負傷退場したものの、確実に得点につながるプレーを見せた12デアリエンディ。
37分、9金のナイスキックから、相手陣残り5m付近でまたまたマイボールでラインアウトのチャンスが。4トンプソンがしっかりキャッチしてドライビングモールへ持ちこみます。崩れそうになりながらも押し込んで6タウファ統越がトライを決めます。Gも決まり、3-21と引き離して前半が終了します。

前半、難しい角度でもGを成功させた10重光。
あと1トライ取れば勝点5での勝利が見えてくる後半。「押せ押せ」の雰囲気の中、6分、つかみ合いになったクボタ9井上にまたもやイエローカード。2回のシンビンを犯し、レッドカードで退場となります。試合中に1人相手がいなくなり、ライナーズにとって有利な状況に。
9分にはゴール目前のラインアウトからモールで雪崩れるように押しこみトライ!押さえたのは6統悦。

もう、「ラインアウトが課題」とは言わせない!この日もほとんど失敗なし。
いけいけどんどんのライナーズは、10分、相手ボールのラインアウトからボールを奪って右へ展開。フェイズを重ね、15高がトライします。

BK、FW一体となりフェイズを重ねるライナーズ。

トライは逃したものの、快速で前へ出る11島。
今日は後半も動けてる!と思いきや、やはりミスが目立つライナーズ。徐々にクボタペースとなり、28分、33分と連続トライを決められます。17-35。残り時間で逃げ切ることができるのか。
35分、悪い流れを断ち切りたいライナーズはスクラムからフェイズを重ね、少しずつ前へ。最後はBKで右に展開し、1人余って外にいた14田中がトライ!流れを取り返し、40-17とします。
そして試合終了のホイッスル。トップリーグ3勝めをつかみとりました。
「先週(のサントリー戦)よりもいい試合を、と臨みました」「開幕戦からトーナメントのつもりです。まだまだトライを取れるシーンがあるので、しっかり取りきることを追求していきたいです」と前田監督は今回の反省と課題について言及。次節への期待が高まるゲームとなりました。
【週ひがMVP】14田中優介選手(WTB)
2トライをあげた田中優介選手が今回の週ひがMVP。「サントリー戦から得た自信を持って、今日に挑みました」と田中選手。走りだしたら止まらないその足で、最終戦まで駆け抜けてください!
残るはリコー、東芝、NTTコムとの3戦。第5節は12月12日(土)14:05から、東大阪市花園ラグビー場にてリコーとの対戦です。
ホームグラウンドでは最後のリーグ戦、今回以上に盛り上がりましょう!
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