3月第2週、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
先週の金曜日、八戸ノ里駅南のロータリー付近に奇妙な物体が現れました。以前、週刊ひがしおおさかでも紹介した「YAENOSATO PALET SCAPE」というプロジェクトです。近畿大学の垣田准教授と大学生の皆さんが「にぎわいの創出」という、東大阪市役所からのちょっとむずかしいテーマに1年間取り組み、出た答えでもあります。
八戸ノ里駅周辺は大きな動きが続いています。布施警察署の移転、万代中小阪店のオープンに続いて八戸ノ里店の閉店とスギドラッグの出店。西友八戸ノ里店の閉店、近畿大学から100円近鉄バスの運行と、話題に事欠きません。
そんな激動の八戸ノ里に建設予定なのが、新市民会館です。
新市民会館は、元東大阪市民病院跡の空き地に建設されます。長く放置されていた場所にようやく大型建築物が。それも市民会館となると人の流れも大きく変わります。南に東大阪アリーナ、北に市民会館。西友跡になにかが入ればどうなるのか。八戸ノ里の今後の動きは東大阪全体の関心ごとと言っていいでしょう。
コンテンツ面でも八戸ノ里は今、動きがあります。新しい店が次々に誕生し、スタンプラリーやなのはなバルなど、おもしろいイベントもたくさん実施されています。
特に、1月からオープンした「やさいのお店”八”」とスニーカー専門店「KICKS EIGHT」は、それを象徴しています。一軒家をリノベーションし、1階に八百屋、2階に靴屋。全く違った商品を扱いながら「ちょっといい品」を揃えつつ、顧客の要望に細かく対応するコンセプトは共通しています。スタッフのみなさんも、20代。感覚も若くフットワークも軽い。地域にこんなお店があると、生活の幅が広がり住民の満足度は上がっていきます。
地域のみんなの要望により、このような一風変わったお店がオープンしたのです。
商店街のお店といえば、来店の敷居を出来るだけ低くするものだと、無意識に感じていた私も自分の頭の古さを痛感させられるほど。
「コンセプトショップ」とも言うべきこのスタイルのお店ができると「そんな価格帯ではこの街で生き残れない。高いものはこの街の人に受けない」とどの地域でも囁かれます。
しかし私のカンですが、ナショナルチェーンと共存し、生き残れるのはコンセプトショップだと思います。
八戸ノ里の個性的で楽しいお店は、低価格帯のお店ばかりではないからです。
そんな八戸ノ里と、お隣の小阪で3月13日(日)に街バルイベント「第4回小阪・八戸ノ里なのはなバル」が行われます。
今、激しく胎動するまちの姿を見られるイベント。週刊ひがしおおさかもスタッフとして、まちのにぎわいに貢献できるよう頑張ります。みなさん、見かけた際は声をかけてやってくださいませ。
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