昨年福知山でセンセーショナルにデビューした「第1回たんぼラグビー」。完全にネタだと思っていたあの大会が、今年もやって来ました。参加チームは26、参加者数169人。わざわざ付き合ってくれる多くの人に感謝しつつ、京都府福知山市字戸田のたんぼで行われました。

今年もやります、たんぼラグビー!
いい頃合いに田植えの時期を迎えたたんぼの中に、4人ずつが入ってキックオフ。試合時間は5分間、ルールはなんとなくタッチラグビーに準じています。タッチ4回で攻守交代っていうアレです。
ラグビー✕たんぼと言えば、トップリーグ所属のクボタスピアーズです。昨年は小学生に負けたとあって、今年は最強メンバーをセレクションして千葉からやって来ました。

最強チーム。とのことですが、質量が大きいのでズブズブと沈んでしまう、スピアーズの面々。
最初はおそるおそる田んぼに足を入れる選手たちも、ワンプレーが終わると泥を気にせず走り出し、泥しぶきが全身に飛び散ります。そのうち「トライはダイブで」と決まり事ができたように、田んぼと友だちになります。

思い切って、ダイビング!一人がやれば、みんなが続く。
とにかく絵になるこの大会。昨年は数人だったカメラマンも、今年はズラッと。TVも3社入るなど、確実に浸透したイベントになっています。

たぶん、去年のうちの写真が素晴らしかったからこんなに来たんですよ。
老若男女が激しい泥仕合の中、なんとなくリーグ戦が行われ、いつのまにか4チームによる決勝トーナメントへ。たんぼ上での戦い方を知った精鋭たちです。そして、熾烈(?)な戦いを制したのは、横浜から参戦の「たぐんちゅ」でした。

優勝した「たぐんちゅ(緑)」とスピアーズで記念撮影。
「最初は走れるのか不安でしたが、タッチフットにルールが似ているのでなんとかなりました。福知山の温泉で疲れを癒やして帰りたいと思います」と話すのは、代表の岩松さん。地域振興も視野に入れた、今後の展開につながるコメントを頂きました。
かろうじて優勝チームは把握できたものの、点数も勝数もよくわからないまま終わったたんぼラグビー。だってそこは重要じゃないんだもん。

ディフェンスに行ったのは泥にまみれに行ったのかわかりません。
もしかしたらこのゆるいノリのママ10年したら、田植えシーズンに日本各地で行うツアー大会に発展しているかもよ?
「たんぼラグビーシリーズ2026 第3戦島根県益田大会が始まりました。」とか言いながら、ポイント制で、スピアーズとたぐんちゅが覇を争ってるかもよ?
そんな夢を見させてくれる、第2回たんぼラグビーでした!
第2回たんぼラグビー
日程:2016年5月22日(日)10:00から
場所:京都府福知山市戸田地区のたんぼ
主催:京都府ラグビーフットボール協会・たんぼラグビー実行委員会
公式サイト:https://www.facebook.com/tanborugby/
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