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近鉄、サニックスに勝利!ラインアウト・スクラム上々の出来
- 2016/6/27
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- 宗像サニックスブルース, 近鉄ライナーズ
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6月25日(土)、近鉄ライナーズ春のオープン戦・最終戦が花園ラグビー場第2グラウンドで行われました。
対戦相手は今シーズン、トップリーグに再昇格した宗像サニックスブルース。昨シーズンのプレシーズンリーグトーナメント戦エキシビションマッチにおいて、ライナーズが31-28で逆転勝利を収めた相手です。
前回、東芝に敗れたものの、新外国人選手ジーン・クックの活躍や、強いフィジカルと基本プレーで、成長が感じられる戦いを見せたライナーズ。シーズンへ向かって経験値をさらに上積みしていきたい一戦です。

試合前のアップも気合い十分。
メンバー構成から今回は、若手からベテランまで、全員で挑むスタイル。前回トライをもぎ取ったクックをはじめ、ストーバーク、野口など、新加入選手がスタメンに名を連ねました。
小雨の降る中、15:00キックオフ。序盤からテンポよくパスを回し、敵陣でのプレーが続きます。
この日目立った選手は、新外国人選手のLOストーバーク。ラインアウトでは204センチの長身を活かしてキャッチし、アタックでは積極的に前へ出て存在感を示します。

2mを越すストーバークのラインアウトは迫力抜群。
スクラムも絶好調で、相手にプレッシャーを与え続けます。しかし、優勢にゲームを進め何度もゴール前まで迫るものの、自らペナルティを犯してしまうライナーズ。なかなか得点につなげることができません。
なんとか1トライを決めたい23分。ライナーズは相手陣ゴール直前でマイボールのスクラムを得ると、そこからサイドへ出たNo.8クックが勢い良く左隅へトライ!5-0とします。

ボールを持つと必ず前へ出るクック。

長い手足を活かし、タックルされても腕をぐんと伸ばして華麗なトライ!
そこからはさらにライナーズのペースとなり、敵陣22m内でプレーしますが、ミスでトライできない歯がゆい展開に。
もどかしい状況を打ち破ったのは38分。22mラインからのラインアウトを起点にクック、CTB井波が前へ。最後に新人PR田中健太がボールを受け取ると、タックルを受けながら雪崩れ込むようにトライ。Gも成功し、12-0とリードし、前半を終えます。

新人の田中選手、ゴールほぼ中央へトライ。トップリーグでも十分通用するフィジカル。
後半はメンバーをガラッとチェンジ。フロントローには浅岡、樫本、前田が入り、スクラムがより強靭に。素早いパス回しのサニックスラグビーに翻弄され1トライを許しますが、プレッシャーをかけ続け、相手のペナルティを誘います。

押し負けない、安定感あるスクラム。
しかし前半に続き、チャンスを作りながらもノックオンなどミス連発のライナーズ。得点できないまま、終了間際となります。
そして41分。相手陣ゴールまで残り10m、マイボールのスクラムから繋いだボールをCTB東郷がグラバーキックで前へ。自らボールを取ろうとゴールへ走りこみ、タックルされグラウディングできなかったものの、認定トライとなります。

力強いアタックを見せた東郷。転んでも前へ!
Gも決まって19-7となり、このまま試合終了。ミスが目立ちましたが、スクラムやラインアウトを起点にトライまで持ち込む、チーム全体で勝ち取った勝利でした。
そして恒例、週ひがMVPはセットプレーで活躍したマイケル・ストーバーク選手です。
「今日はスクラムもラインアウトも、うまく対応できました。日本に来てからコンディションはばっちり!夏が暑くて大変と聞いていますが、合宿が楽しみです」と、清々しい笑顔で話してくれました。
ストーバーク選手は、「新人さんいらっしゃ~い2016」で紹介予定です。どんな話が飛び出すのか、楽しみですね!
春のオープン戦は今回で終了。次の試合予定は、北海道での合宿中。7月23日(土)14:00~美幌町柏ヶ丘公園陸上競技場にて、NECグリーンロケッツとのオープン戦です。
北海道まで遠征が難しいファンは、8月13日(土)16:00~、神戸灘浜グラウンドで行われる神戸製鋼コベルコスティーラーズとの対戦を心待ちにしよう!
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