絶望の10連敗から這い上がれ!永遠のライバルにしてイケイケな巨大戦力軍団に挑む ライナーズvsスティーラーズ展望

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10連敗辛すぎぃ!
前節、裏天王山こと最下位争いとなった三重ホンダヒート戦で、1点差の敗北を喫したライナーズ。
絶対の絶対に落としてはいけない試合で負け、開幕から連敗街道爆走中です。
一昨年のディビジョン2で対戦した時は、3戦3勝。なんとなく格下だと思っていた相手に、負けちゃった事実は精神的にめっちゃ来ます。

結果的に、ヒート戦の敗北を象徴するシーンになってしまったインゴールノックオン。

なんて言ってても始まらない。
これからはさらに上位のチームとの戦いは待ち受けているのです。
来る3月24日はコベルコ神戸スティーラーズとの対戦。
忘れもしない、ライナーズが昨シーズン唯一リーグ戦で勝利をあげた相手です。

すっごい試合を勝ちきった昨シーズン。再来を!もう一度!

ここ数試合のライナーズの弱点は
・ラインアウトは危なっかしい
・モールは基本押される
・ハーフ団が絡まれると弱い
という3つ。
逆にディフェンスやペナルティはかなり改善してきて、戦える所まで来ている。が、結局前述の3点が大人しくしている時は、いい感じ。休養期間(2月)明けの4試合は、2.5試合うまくいって、1.5試合グズグズでした。

今回はリザーブも、上向いてきたライナーズを象徴する中村。

そして迎える、スティーラーズ戦。昨年のライナーズが唯一リーグ戦で勝利した相手。それ以前に関西の覇を競ったのは今は昔。今や巨大戦力にどう立ち向かうのかってスタンスです。

スティーラーズってどんなチーム?

アーディ・サベアとかさ、スター軍団ってより巨大戦力じゃん?。

1990年代、ラグビー人気絶頂の頃その中心にいたのは神戸製鋼ラグビー部。平尾、大八木、林、富岡、藪木、萩本、元木、増保などため息の出るメンバーで、日本選手権7連覇を達成しました。
そして今は。トップリーグの初代王者(2003年)に輝いた後、次に優勝したのは2018年。絶対王者とは言えない状態ですが、今年は充実。前節のワイルドナイツ戦に敗北したものの、ブロディ・レタリック、アーディ・サベアを中心に日本国内外のすごいプレーヤーがズラリ。今季は久しぶりに、頂点まで上り詰めるんじゃ…?という強敵です。

ライナーズの注目選手

まずは3月24日のメンバーを。

1.田中 健太 2.金子 惠一 3.三竹 康太 4.松岡 勇 5.ベン・トゥーリス 6.パトリック・タファ 7.菅原 貴人 8.野中 翔平
9.ウィル・ゲニア 10.竹田 祐将 11.片岡 涼亮 12.吉本 匠 13.トム・ヘンドリクソン 14.ジョシュア・ノーラ 15.セミシ・マシレワ
16.松田 一真 17.佐々木 駿 18.ラタ・タンギマナ 19.ジェームス・ブラックウェル 20.ジェド・ブラウン 21.中村 友哉 22.クウェイド・クーパー 23.金澤 春樹

竹田佑将が、間違いなくゲームの行方を握っている。

前節まで大車輪の活躍だった木村、ホゼがメンバー外。替わって5トゥーリスが復帰しました。さらにここ2試合スタートのSHを21中村にしていましたが、今回は9ゲニア。外国人枠(4人)の兼ね合いで、22クーパーが今季初のリザーブに回ります。替わってスタートのSOは、10竹田祐将。今季はややムラのあるパフォーマンスなだけに、司令塔を任される今回はどんなゲームメイクをするのかが注目されます。

低い姿勢でのアタックは、12吉本の真骨頂。

不安要素

1.木村、ホゼの不在

きゃーーーーー!すごいトライだーーーー!!!

イタタタタ!木村がいないのは、めっちゃ痛い。あのスピードは一級品。個人スタッツでも上位に入り、こんな選手がライナーズから出てきたかと、感慨ひとしおだったのに。あー、残念!ホゼも、ラインを踏んでトライを消しちゃったけど、持ってる能力は飛び抜けています。突破できないよホゼがいないと。

2.1月の練習試合で大敗

コンタクトが起こると基本ボールを取られたあの試合。

1月の平日に行われた練習試合、19-66でボロ負けしちゃってる。特に前半は「もしかして100点ゲーム?」ってくらいやられた。その要因は、ラックになったらターンオーバーされたから。当たりで負けて、慌ててキープしようとしてボールを奪われる。と、ここで気がついたでしょうか、そう。ヒート戦の負け方と同じ。

ポジティブ要素

1.トゥーリスの復帰でセットプレー⤴

昨年のスティーラーズ戦も、ほぼパーフェクトなラインアウト。

5トゥーリスが入ると、セットプレー特にラインアウトが安定します。ジャンプもキャッチもワールドクラス。バシッと決まる。ライナーズがやばい試合をする時は、だいたいがラインアウトから崩れます。今週はたぶん、大丈夫!

2.ディフェンスはがんばれる。

大丈夫!ディフェンスは大丈夫!

1点差で負けたヒート戦も、後半はトライを与えていません。サンゴリアス戦も個人の力で取られはしたものの、タックルはしっかり行けている。規律も悪くない。スティーラーズのアタックはもちろんワールドクラス。ディフェンスする時間をなるべく減らし、とにかく全部止め続ける。それしかない。

公式スコア予想

ライナーズ15-9スティーラーズ
ロースコアに持ち込むしか、勝ち目はない。


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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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