先日、週刊ひがしおおさかでも新店情報をリリースしていた「FRONT ROW RUGBY Hanazono」が7月3日(日)ついにオープンしました。ラグビーをテーマにしたファッションブランドという、一見ミスマッチな組合せ。ラグビーファンはもちろん、地域のみんなが注目するオープンの模様を、取材しました。

この日の最高気温は34度。暑い中、限定品を狙った人たちが行列を作ります。

オープンは11時。今ラグビー界では最注目のブランドとあって、10時頃からすでに行列ができ、オープン直前には10数人が今か今かと待ち望みます。

11時になると同時に、店内は満員に。Tシャツ、ポロシャツ、トートバッグ、スマホケースなど、デザインされた人気商品がデザインされた店内にところ狭しと並びます。

お店の代表・三反田さん(左)も大忙し。元ラグビー日本代表でFRONT ROWの代表・守屋篤さん(右)もお手伝いです。

爆発中の店内と店先に溢れる人を見て、回りのお店や住民の皆さんが「いったいなにごと？？」と注目。記者も取材中、何度も「ここは何のお店？」と道行く人に聞かれます。答えはモチロン「今流行のブランドショップです！」。

レッドハリケーンズの面々。開店のお祝いに駆けつけました。

来店するのは、ファンだけではありません。この日は、大阪に拠点を置くNTTドコモレッドハリケーンズ、近鉄ライナーズの面々もやってきます。もちろん店外ではファンに写真攻めに。まつりだ。東花園で試合がない日にラグビー祭りがやって来ました。

記者は、花園店限定iPhoneケースを購入。大阪初店舗なので、タイガースカラーだそう。

オープン当日は結局閉店までお客さんがひっきりなし。とてもお店の方にはお話を聞ける状態ではなく、翌日再び来店。

お店の代表、三反田さん。実はラグビー未経験者で、ずっとサッカーをされていました。

「大学を卒業後サラリーマンをしながら、ずっとスポーツに関わるビジネスをしてみたいと思ってたんです。」と我が城で、充実した表情でお話してくれます。

FRONT ROW RUGBYのお店をやることになり昨年のワールドカップを観戦すると、ラグビーの魅力に感動。なんでも、サッカーと違ってボールを持つチームが常に攻め続けているのが新鮮だったんだとか。確かにラグビーって、ずっとガツガツ前に走ってますね。

人気のトートバッグ。持ってたらみんなに自慢できそう。

「今は、限定のトートバッグがよく売れます。近畿一円から来ていただけるように、花園オリジナルの商品や花園ラグビー場の前にある立地を活かしてがんばりたいです。が、まずは商品を買わなくてもふらっと来店してくださる方の居心地がいい場所にしたいですね。」

そんな目標もあってか、スタッフの皆さんは全員体育会系だとか。

こちらのキュートな店員さんは、なんとやり投げ女子！

また、ブランドのイメージも相まって、宣伝は基本的にSNS。LINE@やTwitter、Facebookなどで情報を配信。この日も「昨日Facebookで偶然見かけて」と話すお客様が来店していました。試合がある日もない日も、こうやって東花園にたくさんの人がやってくれば、こんなにいいことはありません。

こちらは代表の三反田さんも愛用のパンツ。試着スペースも有ります。

ラグビーファンや選手のみならず、街なかでも見かけるようになってきたファッションブランドFRONT ROW RUGBY。ネットショップの他に、全国5店舗を展開し、川崎、岐阜、広島、三宮と続き、東大阪・花園へやってきました。

ラグビーをテーマにしたファッションブランドショップが、花園ラグビー場前で大盛況。サロンのように立ち寄る場所が花園の近くにあれば…。ラグビーファンが長年憧れて、誰も実現できなかった夢のような光景が、ついにやってきたのです。ワールドカップの誘致が成功してよかったと思える、2016年7月3日でした。

たぶん、今シーズンはこんな光景が度々見られるはず。

■FRONTROW RUGBY花園
住所：東大阪市吉田6-5-22
営業日：月〜金 11:00～20:00、土日 9:00～18:00
TEL：072-960-7500

公式サイト/Facebook/twitter(花園)/