- Home
- ライナーズ応援日記, ラグビー
- マシレワ、ステップで快走トライ!ライナーズ春のシーズンが終了
春のオープン戦もいよいよ大詰め。
我らが近鉄ライナーズの最終戦は神戸製鋼と6月24日(土)神戸・灘浜にて終幕です。
勝ち負けにこだわらずに、メンバーや戦術をテストするオープン戦ですが、笑顔で終わりたいところです。
スタメンは豊田・前田の両PRに、佐藤・統悦のベテランFL、No.8は新加入のティーポレ。
週ひがの注目はニュージーランド留学から帰ってきたSO野口に、新加入のFBマシレワ。
いろいろな化学反応が起こりそうな予感です。
ライナーズが風下。SO野口のキックで試合が開始されます。
スタート直後はライナーズが優勢。
ファーストスクラムでは相手を圧倒し、申し分ありません。
若手中心の神戸製鋼に対し、力の差を見せつけます。
ラインアウトもしっかり機能しています。
3分、敵陣22m内へ入ると、マイボールのラインアウトからドライビングモールで前進!そのまま押し切ってHO王が先制トライをあげます。5-0。
セットプレーからの鮮やかなトライで、勢いがついたライナーズ。アタックのチャンスを逃さず、どんどんパスを回していきます。
一段と光ったプレーを見せたのは、新加入のFBマシレワ。
スーパーラグビーを見ているようなプレーが飛び出します。
8分にはパスダミーを見せ、そこからビッグゲイン!自陣から相手陣22m内までを駆け抜けます。
後ろから追いついたCTB森田にパスが渡ると、危なげなく中央にトライ。
野口のGも成功し、12-0に。
ペナルティで自陣へ入られ22分にトライを許しますが、接点の攻防で勝るライナーズ。
まだまだ余裕が見られます。
30分、ハーフウェイライン付近で相手のアタックをターンオーバーし、ボールはライナーズに。
そこからパスを回してボールが渡った先は、マシレワだ!
ステップで一気に走り抜けます。1人抜き、2人抜き…個人技でトライ!Gも決まり19-7。
41分には1本奪い返されますが、19-12で前半終了。
ペナルティがなければもう1、2本得点できている印象ですが、今のところすべてにおいて勝っています。
後半は開始早々キックで前に出て、セットプレーに持ちこみます。
そこからパスを回すいい流れができていましたが、7分、接点で負けターンオーバーされると簡単にトライを奪われます。19-17。
悪い流れを断ち切りたいライナーズは、メンバーをガラッと入替えます。
しかし、後半に登場した神戸製鋼のメンバーを前にディフェンスが乱れ、11分、14分とまたもやトライを許します。
気づけば19-29。逆転どころか、どんどん離されていきます。
ボールを持つ場面があるものの、継続してアタックできません。
22分、ようやく敵陣へ入ったライナーズはなんとかボールをつなげ、ゴール前まで迫ります。
マイボールスクラムから出したボールを左へつなげ、トライに持ちこみたいところでしたが、タックルで落としたボールを奪われチャンスを逃してしまいます。
逸した好機は取り返しがつかず。隙きを突かれて、さらに1本トライされ19-36。
そこからは防戦に。
結局後半は計6トライを許し、ライナーズは得点することができませんでした。
19-50で、最終戦を終えました。
結果的に、春シーズンを通して黒星が多くなってしまいました。
でも、結果ばかりを気にすることはありません。
何度も言いますが、春はトップリーグ開幕に向けて課題をクリアにしていく時期だからです。
目的はトップリーグで勝つこと。課題を夏で乗り越え、合宿へとシフトします。
【週ひがMVP】セミシ・マシレワ選手(FB)
今回のMVPは、マシレワ選手。前半、ビッグゲインでのトライのアシストと、自身のステップを活かしたトライで会場をおおいに沸かせました。
「1本目は、前回から改善できたところ。トライをアシストするのが自分の仕事と思っています」
自身のトライについては、
「パスするか、それとも自分で行くかというシチュエーションはとてもエキサイティングでした。パスフェイクして、本能的に加速しました。」と笑みを浮べます。
恐るべし、スーパーラグビーからの使者!
【ピックアップメンバー試合後のコメント】
野口大輔選手(SO)
Q.NZ留学を終え、得たことは?特にキックについて。
ーコンバージョンキックは今までゴールを見て蹴っていたんですが、「最後までボールを見ろ」と教えてもらったり…やり方をかなり指導してもらいました。
留学を終え胸を張って帰ってきたんですが、チームは体制もコーチも変わっていて、右も左もわからない状態です(笑)。
Q.風が強い灘浜グラウンド。風の影響は?
ー最初風下でしたが、エリアを取ることができました。ただ、反省点はあるのでしっかり修正していきたいです。
王鏡聞選手(HO)
Q.1本め、王選手のトライについて。
ーFWで圧倒することをチームで話していて、それが実行できました。春のオープン戦でドライビングモール(でのトライ)がうまくいったのは、これが初めてです。
Q.前半、スクラムとラインアウトの手応えは。
ースクラムは「いける!」という手応えしかなかったです。あとは、僕がもっとコントロールしないと。ラインアウトは、そこまで風は気にならず相手にプレッシャーをかけることができました。サインもちゃんと出してくれたので、うまくいきました。
【週ひがMVPプレゼントコーナー】
週ひがMVPに輝いたマシレワ選手のサイン色紙を1名様にプレゼント!試合の日付入りです。
応募期限は、2017年7月7日(金)23:59まで。どしどしご応募ください!
応募フォームは以下↓からどうぞ。
フォトギャラリー
撮影:KRPU 仲田剛
撮影:KRPU 住本洋之
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。