7月10日(月)、近鉄ライナーズはイオプ・イオプアソ、ダニエル・リッキー・クシア、住吉藍好が新加入すると発表しました。南半球で実績のある2人の外国人選手と、日本人選手が1人。現時点のウィークポイントを見据えて好補強です。
イオプ・イオプアソ選手は26才。身長190cmの大型No.8です。ハリケーンズでのプレイ経験を持ち、U20サモア代表、セブンズニュージーランド代表とナショナルチームでの経験も豊富で、スピードある3列として突破役を期待できそうです。
Iopu Iopu-Aso Highlight Reel from EsportifTV on Vimeo.
ダニエル・リッキー・クシア選手は、25才のWTB。フィリピン代表として活躍し、ライナーズが昨シーズン苦しんだ、トライゲッターとして活躍が期待できそうです。
住吉藍好選手は中央大学出身の22才。キムチョルオン選手の次のSHとして、チーム内での競争に加わってくれろうな選手です。
これで今シーズンは合計10人の新メンバーがチームに加わることになります。
ライナーズは昨シーズン、アンドレ・テイラー、ジーン・クック、クリス・サウティアなど各国の代表級選手を複数要していました。しかしシーズンに入るとけが人が多発。結局シーズンを通して出場できたのは、マイケル・ストーバーク選手のみでした。

試合に出場して、みるみる上達したストーバーク。
その教訓からか、今シーズンの補強はビッグネームの獲得よりも、補強ポイントを埋めるかのような選手が目立ちます。また、トップリーグは外国人選手2名のほか、「まだ日本代表になる可能性のある選手(他国の代表経験のない選手)」が特別枠として、「アジア国籍を持つ選手」がアジア枠として別途出場できるため、枠を意識したうまい補強を実施している印象です。
昨シーズン、けが人が多発した際には外国人枠もアジア枠も使わず、外国人はストーバーク選手が特別枠として出場するのみという苦しい試合も経験しました。
外国人選手にも競争が起こり「ウカウカしていると居場所がなくなる」と思える環境づくりができれば、実績で劣る選手の躍進も期待できます。
徐々に体勢が整い、8月18日(金)が待ち遠しい限り。今シーズンはどんなラグビーを見せてくれるのか。いや、もしかするとまだ補強があるかも?
と興味が尽きないライナーズをこれからも週刊ひがしおおさかは追いかけ続けます!
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