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ライバル・リコーに惨敗…近鉄よプライドを取り戻せ!
- 2017/10/15
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- リコーブラックラムズ, 近鉄ライナーズ
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リコーはライナーズの良きライバル。今日まで、そう思っていました。
昨シーズンは負けたものの毎年しのぎを削り、年1度の定期戦も行う仲。プレースタイルやミスの仕方もどことなく似ていて、ライバルポジションを確立している…はずでした。
しかし、10-37の大敗。昨年の24-31よりさらに点差が開き、勝ち点も得ることができませんでした。
ライナーズは、はっきりとした力の差で負けたのです。
今シーズン調子がよく、レベルが上ったと評判のリコー。
エリア取りからボールをつないでアタックし、ライナーズのディフェンスが薄い箇所を狙ってきました。
リコーのアタックにディフェンスが当たり負けしてしまうという状況は、力の差としか言いようがありません。
ライナーズは相手陣でプレーすることがほとんどできなかったのです。

リコーのキックに苦しみ、ディフェンスに苦しんだ…。
ただ、それでも「最後まで諦めずに戦ってくれた」と坪井監督。
「トライにはつながらなかったですが、ロビー選手のボールをチャージした努力がありました。」
前半9分、7辻が10ロビーの蹴ったボールを相手ゴール5m前でチャージした場面です。後ろから走ってきた9榎本がとっさに受け取り、インゴールへ飛び込みましたがあえなくノックオン。

キックをチャージし、ボールを奪った辻選手。
そう、ボールを奪えばチャンスは作ることができる。
単純なことなのですが、それ以降セットプレーで圧倒できず、FWに苦しさが見えた試合でした。
なんとかPGのみの被得点で前半中盤まで耐えていましたが、先制トライを許したのは前半21分。
マイボールスクラムからターンオーバーされ、それを起点にトライを献上してしまったのです。
これはスクラムを強みにしているライナーズにとって、大ダメージ。プライドが、アイデンティティがぼろぼろと崩れていく…。
10重光のPGで3点を取り返しますが、さらにもう1トライ奪われ前半は3-20。

今季初スタメン重光のPG。
後半も状況は変わらず先制トライをあげられます。
さらには後半11分、反則の繰り返しで4トンプソンがシンビンで抜けると、危機的状況に。
まさかトンプソンが…と思うかもしれませんが、今日は外国人レフリー。
「反則が多かったのは、自分の力の無さ。チームの規律が保てず、レフリーにアジャストできなかった」と森田ゲームキャプテンは話します。
目をつむりたくなるような状況で、ようやく目覚めたのは後半28分。
フェーズを重ね、相手陣残り10mに迫ります。7田淵が突破し、リコーがペナルティを犯します。14森田がすぐに反応し、タックルを受けながら走ってグラウンディング!TMOでトライが認められ、この日初めてのトライをあげます。Gも決まり10-30と追いすがるライナーズ。

タックルに負けない、森田のトライ!
「(自分でトライにいったのは)時間も時間だったので。リードできている状況なら、周りにパスしていたと思います。相手の反応が遅かったのでいってやろう、と。」
樫本キャプテンが抜け、厳しい試合展開の中でチームをまとめた最後の意地。
そんな森田ゲームキャプテンが、今日の週ひがMVPです。
※森田選手のサインをプレゼントします。応募は記事の最後からどうぞ。
最終スコアは10-37と大敗。
ライバルにここまでコテンパンにやられたからには、次節のNEC戦で勝ち、プライドを取り戻すしかありません。
10月21日(土)、パロマ瑞穂にて。ウィンドウマンス前最後の試合です。
次こそは、次こそは!絶対勝とう、Go Liners!
【週ひがピックアップメンバーの試合後】
王鏡聞選手(HO)
ーFWが苦しかった試合ですが。
セットプレーが思った以上に相手の優位に進められました。特にスクラムが。
ー2度目の先発。樫本キャプテンからアドバイスなどありましたか?
シンプルにセットプレーをして攻めることができれば大丈夫、と言ってもらいました。が、それができなかった試合でした。
田淵慎理選手(FL)
ーブレイクダウンの手応えは。
くることはわかっていたので、そこで負けるわけにはいかなかったのですが。こっちが圧倒し切ることはできなかったです。
ー相手チームで、「これはいかれたな」というプレーヤーはいましたか?
ブロードハースト選手です。ラインアウトもうまく、ディフェンスも強かったので。
ー攻めることができた場面もありました。
前半からキックの蹴り合いで、前に出てくる人数が少なく後ろが多かったので、攻めることができたんだと思います。BKがうまく判断してくれました。
榎本光祐選手(SH)
ーライナーズ初先発への思いは。
やること自体は誰が出ても変わらないのですが、ぼくの調子が出せる時にしっかり出そうと思っていました。
ー前半の辻選手チャージから榎本選手にボールが渡った場面。トライまでもう少しでしたね。
まず僕がロビー選手にプレッシャーをかけ、辻選手がチャージしてくれたので、もう少しのところまでつながりました。相手にプレッシャーをかけ続ける姿勢はこれからも続けていかないといけませんね。
重光泰昌選手(SO)
ー久々のスタメンです。
なぜ選ばれたかなどは聞いてないですが、出たからには期待をかけてもらってのことだと思います。ただ、内容も結果も…力不足でした。
ーキックでの苦戦が見られましたが。
コンテストキックに対しての処理が悪かったです。そこで相手にリズムを与えてしまいました。リコーはぼくらが蹴ったボールをしっかりキャッチし、自分たちのアタックにつなげることができていましたが、うちはそれをつなげることができませんでした。
ー最後に攻めることができた要因は?
相手が蹴ったボールをしっかり自分たちのものにできはじめたからですかね。
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