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- この日を忘れるな!ライナーズ、サントリーに29点差敗戦 悔しさをバネに次戦へ
29点差。この事実は受け止めなければなりません。
一昨年は6点差の勝利、昨年は1点差の惜敗、そして今回は29点差の大差で敗北。サントリー戦の戦績です。
ウィンドウマンスも明けた12月3日(日)熊本・えがお健康スタジアムにて行われたトップリーグ第10節で、近鉄ライナーズは5-34でサントリーに苦杯を喫しました。
しかし内容を見ると、点差ほど悪くはなかった印象。それは前半にディフェンスで善戦を見せたからでしょう。
「ディフェンスが多くなることがわかっていたので、そこに対しての準備はできていました」と語ったのは樫本キャプテン。開始序盤はサントリーにゲームのペースを握られディフェンスに徹しましたが、想定内でした。
早いテンポでアタックを仕掛けてくるサントリーに対し、ライナーズは合わせることなくスローに対応。
2本のトライを許したものの好ディフェンスで相手にプレッシャーを与え、流れを徐々につかみ始めたライナーズ。
前半中盤から相手陣での攻撃を開始。「今日は調子が良かった」というSH榎本が、正確な玉さばきと判断でチームを前へと進めます。
フェーズを重ね相手陣22m内へと入った前半37分。密集から榎本がボールを持ち出し、自ら前へ。前から来た相手2人のタックルを受けながら、インゴールへと飛び込みます!トライ!あと1本で追いつく状況を作り、前半は5-12。
この流れを維持したいライナーズでしたが、後半は失速します。
「辻や榎本が負傷退場し、足をつった選手もいた。アンラッキーでタフな状況がありました」と坪井監督。
良いプレーを見せていた選手が抜けたことに加え、後半17分にはマシレワがシンビン。精神的なプレッシャーがかかり、反則が多発します。
アタックに回れないままトライを量産され、終わってみれば29点差。
点数だけ聞くと、負けは負け。しかし、前半は自分たちのペースでやりたいことができていました。その時間を伸ばしていくことが次に繋がるはず。いかに良いプレーができる時間を増やしていくかが今後の課題となるでしょう。
今日のこの点差を忘れず、悔しさをバネに。
次節は12月9日(土)、神戸製鋼との対戦です。残り3戦、最後までGo!Liners!
【週ひがMVP】榎本光祐選手(SH)
本日の週ひがMVPは、ゲームの流れを作った榎本光祐選手。自身でもトライを生み出す判断力が光りました。
※榎本選手のサインを読者プレゼントします。応募方法は記事の最後から。
ー流れを作っていたように感じますが、自身の評価は。
今日はものすごく調子が良かったです。全体を通して当たれたなと思います。
ーご自身でトライを取りに行きました。
みんながゲインしてくれたので、思い切っていきました。試合前はスローテンポでいこう、と話していましたが、いけるところはいってやろうと。
【週ひがピックアップメンバーの試合後】
豊田大樹選手(PR)
ーキックオフからのファーストアタックで、いつもの突進。会場が沸いていました。
素直にうれしいですね。
ーサントリー戦のスクラム、意識しましたか?
11月に基準に変更があって、それに合わせながらでした。
ー次の神戸製鋼戦に向けて。
結果はついて来ませんでしたが、今日は今シーズンで1番自分たちの考えているようにラグビーができました。これを続けていけば結果はついて来ると思います。
才田修ニ選手(PR)(左)
ー久しぶりの出場、いかがでしたか?
前半はサントリーがスローな立ち上がりで、後半テンポを上げてきたところでやられたかなと。
ースクラムを組んでみてどうでしたか?
対応できる部分もありますが、少しでも受けるとそこを入られて。もっとスタンダードを上げていかないとダメですね。
ー次戦に向けて。
そうですね、次はスタメンで出たいです!
ーお写真、いいですか?
えっ!じゃあ、山口も一緒に!
田淵慎理選手(No.8)
ー脚がつっていたようでしたが、大丈夫でしたか?
ここは固いグラウンドなので、しっかり準備していたのですが、急に来ました。
ーご自身のパフォーマンスを振り返って。
サントリーはFWで当ててきてリズムを作ろうてしていたと思います。そこに僕たちがもっといいタックルを行けたら…。今日はなぜか外にいることが多かったですね。
ー来週はいよいよ神戸製鋼戦ですが。
同志社出身の選手も何人かいますし、やってやろうと思っています。
タウファ統悦選手(FL)
ー途中からの出場でしたが、サントリー戦いかがでしたか?
サントリーは縦に来るチーム。僕は得意なんですよ。
ー相手に絡むさすがのプレーもありました。
スローダウンさせるのが今日の課題でしたから、それはできたかな。
ー来週は神戸製鋼戦です。
僕の愛するチームに貢献したいですね。
ナイジェル・アーウォン選手(CTB)
ー前半、やりたいことができた要因は何でしょう?
サントリーとの対決で、気合いが入っていました。100%出し切る覚悟でスタートできたことが良かったんだと思います。
ーチームへのフィット具合は。
全員がウェルカムな雰囲気で、チームの一員になる努力をしているところです。試合数は残り少ないですが、頑張りたいです。
アンソニー・ファインガ選手(CTB)
ーディフェンスの手応えは。
良いプレーができました。ただ、ディフェンスにエネルギーを使いすぎて、アタックでそのエネルギーを使えなかったです。
ー点差が開いた試合となりました。
ディフェンスが良かったので点差が開いた感覚はあまりなかったです。
【週ひがプレゼント】
週ひがMVPに輝いた榎本光佑選手のサイン入りラグビーフリーペーパー「ラグビーのススメ」を1名様にプレゼントします。
応募は以下のフォーマットから、12月11日(月)23:59までにご応募ください。
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