年末年始の高校ラグビーも、トップリーグ入替戦も終了し、ラグビー界は一区切り。
と思いきや、もう始まっているのは高校ラグビー!3年生が引退し、次の世代がデビューするのです。
新人戦となる第69回近畿大会大阪府予選が、2月4日(日)花園第3グラウンドにて開催されました。
近畿大会進出をかけた4試合を、簡単にレポートします。
東海大仰星74-0浪速
ひとまわり体が大きく、総力で上回る東海大仰星。花園王者は新人戦でも強かった。浪速は東海大仰星のミスからターンオーバーする場面があったものの、すぐに奪い返される。セットプレーが上手くいかず、キックを起点に攻撃を仕掛け相手の足を鈍らせるが、得点には至らない。東海大仰星は計12トライをあげ、力で浪速をはねのけた。
大阪桐蔭59-12摂津
大阪桐蔭は前半からフィジカルで上回り前進。トライを積み上げていく。なんとか食らいつきたい摂津は後半12分、中盤からボールを外へ回すとWTB鈴川が抜け出しそのままなだれ込んでトライを上げる。最終スコアは59-12で大阪桐蔭が圧勝するも、摂津のアタックが大阪桐蔭のディフェンスのギャップをうまく突いたのが印象に残った。
常翔学園48-8同志社香里
常翔ハーフ団が好判断を見せ、序盤から常翔がゲームを支配する。同志社はPGで先制点を決めるも、以降は常翔のディフェンスに阻まれ前へ進むことができない。計6トライを奪われ、なんとか一矢報いたい同志社香里は後半27分、自陣からターンオーバーから一気に相手ゴール直前へゲイン。ラックからつないで左へ展開すると、一番外にいたWTB奥がトライ。終了間際に意地のトライを決めた。
大産大附属28-31大阪朝高
今日一番の接戦となった最終戦。前半序盤は巧みなスキルでアタックする大産大が連続2トライで差をつける。対する朝高はセットプレーで勝り徐々に前進。2本奪い返し、大産大リードの2点差で前半が終了する。後半は朝高が2本先取し逆転。諦め諦めない大産大は後半22分、3点差まで迫るも一歩足りず。セットプレーで上回った大阪朝高が、激闘を制した。
勝利した4校は、3月11日(日)鶴見緑地ほかで行われる近畿大会に進出。うち上位5チームが、全国選抜大会への出場権を獲得します。
大阪勢の活躍に期待しましょう。
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