2月25日(日)、「第30回全国かるた競技東大阪大会」が市民ふれあいホールと東体育館の2会場で行われました。
「全国かるた競技大会」は一般社団法人全日本かるた協会公認の、愛好者の昇段がかかった重要な大会。
例年A級から小学生低学年のE級まで各級の熱い戦いが繰り広げられてきましたが、映画「ちはやふる」の効果もあり、毎年のように参加者が増加しています。
「これ以上会場に入り切らない」とうれしい悲鳴が上がり、今年度のA級戦は先行して10月1日に実施。残るB~D級の戦いが、2月25日に行われました。
全国各地から集まった500余名と、東大阪を中心とした小学生が集まりしのぎを削りました。
2会場で開会式が行われ、競技がスタート。
東体育館2階の観覧席は、子供や友人の様子を真剣に見つめる観客でうめ尽くされていました。
礼節が重んじられる、競技かるた。礼に始まり礼に終わるだけでなく、途中で自らの席を離れる際にも礼をします。その姿から、まさに「かるた道」とも言われる由縁が強く感じられます。「子供たちの教育の助けにもなります」という関係者の言葉も大いにうなずけるものでした。
相対する2人で百人一首の100枚の内それぞれ25枚を持ち札とし、早く持ち札が無くなった方が勝ち。
札のとり方は、大きく払って札を飛ばすように取る姿が多く見られます。
1試合だいたい1時間ほどで戦われ、この大会で優勝に至るには7回ほどの対戦で勝利せねばならないという大変過酷なもの。そして、1日に何度も緊張の対戦をこなす体力も求められます。
長時間に及ぶ激闘の末、優勝を手にした各級の覇者。畳の上のアスリートとして走りきり、誇らしい顔で賞状を手にしました。
フォトギャラリー
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。