近鉄ライナーズ、2018年度のファーストミーティングが4月16日に行われました。
昨年度降格し、今季は再昇格をかけた1年。創部90周年になる2019年をトップリーグで迎える。これが至上命題なのです。
そんなライナーズ復活編の第1章は、中川善雄部長のあいさつからスタート。ライナーズの存在意義を選手・スタッフ全員に伝えてから、新しく加入したスタッフの紹介へと移ります。
まず、ニック・スタイルズ新FW(フォワード)コーチ。そして現役を引退したばかりの佐藤幹夫アシスタントコーチとタウファ統悦アンバサダーなどが次々に紹介されます。
続けて、新加入選手があいさつ。週刊ひがしおおさかのもっとも注目するのは、もちろん東大阪出身の福居武選手。
また、トゥキリ・ロテ選手の「トップリーグ行きましょう!よろしく!」も清々しく、印象に残りました。
さあ、注目の指導者は…。今シーズンは飯泉景弘GMが就任。そして女子15人制日本代表を率いた有水剛志ヘッドコーチを招聘し、飯泉-有水体制がスタートしました。
そして、チームスローガンは「TRUST(トラスト)」信頼!。
絶対的目標である「トップリーグ復帰」を成し遂げるために「個々の言動がチームゴールにつながるのかを考えよう」
と、有水ヘッドコーチから伝えられると全員の顔が引き締まります。
次に岡 新ストレングスコーチからライナーズの求めるフィットネスについて。選手へのリクエストを詳細に伝えます。
最後に、樋口・新通訳が「すでにライナーズが大好きでずっとチームジャージを着ています」と同じ内容を日本語と英語の両方であいさつ。
それまで張り詰めていた空気が少し和らいで、ミーティングは終了しました。
ライナーズファンが大注目だった監督=ヘッドコーチは、早稲田大学FWコーチ、U20日本代表FWコーチ、女子15人制日本代表ヘッドコーチを歴任した百戦錬磨のプロコーチ。2017年度ジャパンラグビーコーチングアワード日本代表カテゴリーコーチ賞受賞って、実績は十分すぎるほど。
最新のコーチングに期待がかかります。
有水ヘッドコーチに聞いてみた!
– 今までのライナーズとはどのような接点をお持ちでしたか
「前田隆介元監督とは早稲田大学で同期でした。あと飯泉GMとは社会人で一緒にプレーしていました。」
– 現時点で感じられているライナーズの強みを教えてください。
「非常に選手たちが素直だなと感じています。そういう意味でも『個々の言動がチームゴールにつながるのかを考えよう』と伝えました。
– また練習試合のあとや公式戦開始直前にもお話をうかがわせてください。
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
新入団の野中翔平選手は?
– チームにはもう慣れましたか?
「入団したばかりですべてこれからですが、出身校が同じの田淵(同志社大学)さんや野口(東海大仰星)さんなど先輩が良くしてくれます。チームの雰囲気はとても良いです。」
– 新人として、目標を教えてください。
「学生の頃はチームファーストの考えが強かったですが、まずは自分にフォーカスしていきたいです。運動量は誰にも負けたくないので、それを持ち味にしてトップリーグ昇格に貢献したいです。」
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