現在改修工事が進められ、2018年9月に完成予定の東大阪市花園ラグビー場。 2018年4月19日(木)、東大阪市役所18階で東大阪市花園ラグビー場の改修状況と完成後スケジュールが発表されました。

発表会の様子。記者クラブはじめ、Webサイト報道陣も出席。

まずは改修状況とリニューアル後の施設概要から。 前年度の高校ラグビーですでに一部お披露目されていますが、工事のさらなる進み具合が報告されます。

「特にトイレは温水洗浄便座付きで、快適に過ごせるつくり。一番喜んでもらえると思っています」と栗橋秀樹ラグビーワールドカップ推進室長。ウォシュ◯ット的なやつです。

メインゲートとなる南側には正面にラグビー資料館、入って左手にはカフェが設置されるなど、具体的な計画が発表されていきます。 中でも一番の目玉は照明設備でしょう。

もうすでに外から設置が確認できる照明設備。

四方に高さ37mの大型照明設備がドドンと立つその様は、花園の輝かしい未来を予感させます。
10月26日(金)には、柿落としの日本代表戦をナイターで実施。花園初のナイター試合となります。
まだ対戦相手は決まっていませんが、聖地の柿落としとあってビッグネームとの対戦が期待されます。週ひが的には日本代表vs近鉄ライナーズが見たい。

この日報道に配布された資料。シール(右端)はイベントなどで配布していくとのこと。試合日程入りで便利＆かっこいい。

さらに、野田義和市長から完成後イベントに関する発表も。
10月11日(木)には関係者・報道関係者・寄付者向けの内覧会を実施。
一般公開の内覧会は10月14日(日)となります。毎年恒例のイベント「ラグビーのまち東大阪の夕べ」(以下夕べ)は14日に同時開催です。 一般内覧会は市民だけでなく、ラグビーファンなど多くの受け入れを検討しているとのこと。
「みなさまがご自由に来ていただきたいので、5000人以上の受け入れを考えています。『夕べ』が11時頃から開催なので、長時間開けておきたい。詳細は後日発表します」と野田市長。

髪型のせいか、いつもよりシュッとして見える野田市長。「髪切った？」と質問したかった。

また、ラグビーワールドカップ2019日本大会(以下W杯)ではアメリカとの対戦が花園で行われるため、アメリカ領事館と東大阪市が協力関係を築いたことを発表。『夕べ』では「アメリカンデー」なるPRブースを設置する方向で調整中です。

昨年は週ひがもお手伝いした、「東大阪の夕べ」。ラグビー・グルメ・ステージを楽しめるイベント。

記者質問では、4月13日(金)の安倍晋三首相花園視察に関して、アテンドした野田市長に多くの質問が投げかけられました。
「安倍首相には、花園が聖地と呼ばれる意味、選手にとってワクワク感やエネルギーを感じられる場所であるということを話しました。また、安倍首相は非常に子どもに対して愛着が強い方。」と野田市長。
視察時には東大阪の3つのラグビースクールから子どもたちが招かれ、安倍首相にサインを求めたエピソードを披露。 野田市長も自身のTwitterで、その様子をツイートしていました。

先日、安倍首相が聖地花園ラグビー場を視察された時のハプニング。出迎えたラグビースクールの子供がサインペンを持参して総理にサインを求めました。安倍首相は時間の許す限りジャージにサインをされていました。 pic.twitter.com/PH01kcbUZ2

— 野田義和 (@higa_hanazono) 2018年4月16日

「ラグビー選手は試合後のグリーティングタイムなどでサインをけっこう気軽にくれる」という文化がラグビーの世界では根付いていますが、まさか日本のトップにまでこの文化を持ち込むとは。あっぱれラグビースクール生。
野田市長は続けます。「安倍首相は時間が許す限りサインをして『「全員にできなくて申し訳なかった』と言っていました。そして、『また来ます』と約束して帰りました」と、W杯観戦の紳士協定を結んだことを明らかにしました。

いよいよ高まってきたW杯熱。現実味を帯びてきた花園のリニューアル。
11月17(土)・18日(日)には花園中央公園がゆるキャラ®️グランプリの会場となることも決定しています。
秋の完成イベントラッシュを目一杯楽しむため、今のうちから予定を開けておきましょう。今後2018年に花園で決定しているイベントスケジュールは以下のとおりです。

この秋、東大阪は花園で燃える！生まれ変わった花園を、目に焼き付けよう。

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