忘れもしない、台風21号。2018年9月4日(火)、大阪に直撃したあの台風です。
石切桜坂の木の倒壊や小阪城の落城など、東大阪でも被害を受けた場所は多く、週刊ひがしおおさかでは「台風21号東大阪被害まとめ」を発信しました。
そんな被害を受けた店舗の1つが、「ヴィ・ド・フランス小阪店」。
看板が半壊し、営業はできるものの復旧するまでに長く時間がかかりました。
2019年の年明けから段階的に工事に入り、令和元年を迎えた5月。外観だけでなく店内もリニューアルし、満を持して完全復活を遂げました。
白い壁に青い看板が特徴でしたが、レンガと濃い青の壁に改装。
店内も外壁と同じく濃い青が基調に。
パンコーナー、カフェスペースともにシックな装いへ変貌を遂げました。
新元号「令和」の訪れとともに、気持ちを新たに再発進です。
「ヴィ・ド・フランス小阪店」は今年で34年を迎える小阪のベーカリー。大阪では3店舗のみ存在するフランチャイズ店です。
元は「大西製菓」の屋号でケーキや和菓子を製造する製菓店でしたが、1986年にヴィ・ド・フランスのフランチャイズ店となり現在に続いています。
店主の大西さんは、こう話します。
「カフェが併設されたパン屋って今はよく見かけますが、当時としてはかなり画期的だったんです。小阪駅の掲示板に『ヴィドにいます』と伝言が書かれていることも多くて、当時の待ち合わせスポットにもなっていました」。
4月からは全面禁煙にも踏み切り、今後はカフェメニューの刷新なども検討中とのこと。
「幅広い年齢層のお客さまに喜んでいただけるようなお店にしていきたいです」と、新しい時代の展望を話してくれた大西さん。
小阪のベーカリーの歴史を作ってきた「ヴィ・ド・フランス小阪店」。令和時代も、見逃せない!
■ヴィ・ド・フランス小阪店(大西製菓)
住所:東大阪市小阪本町1-7-6
TEL:06-6721-1455
定休日:なし
営業時間:7:00〜20:00
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