ヴィン様、髪バッサリで「出オチ」!大阪観光大使にNTTドコモ ヴィンピー・ファンデルバルト選手が就任
- 2019/6/21
- ラグビー
- NTTドコモレッドハリケーンズ, ヴィンピー・ファンデルバルト, 大阪観光局
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大阪を拠点にするラグビーチームは2つ。
言わずもがな、ホームグラウンドを聖地・花園に構える近鉄ライナーズと、南港のNTTドコモレッドハリケーンズです。
永遠のライバルとして時には戦い、時にはチーム大阪として仲間となる両者。
選手同士が比較されることもしばしばあります。
中でもライナーズのレジェンド、トンプソンルーク(LO=ロック)と対をなす存在へと進化を遂げているのが、NTTドコモの同ポジション、ヴィンピー・ファンデルバルト。
1989年生まれの南アフリカ出身で、巷では「ヴィン様」「ラグビー界の貴公子」「王子」と呼ばれる彼。ブロンドヘアと甘いマスク、それに反するようなハードなプレーでファンのハートをがっちりつかんでいます。
そんなヴィンピーが、6月21日(金)大阪観光大使に就任したのです。公益財団法人大阪観光局とNTTドコモの連結協定が結ばれ、その連携事項のひとつとして、ヴィンピーの大使就任が決定しました。
ってあれ、トレードマークの長髪がバッサリ!観光大使就任と同時に、イメチェンかと思いきや…
「昨日髪を切りすぎたんです。美容院でどれくらい切るか聞かれて『3センチ』って言ったら、3センチ切るんじゃなくて3センチの長さになってしまって」とヴィンピーは笑います。
完全に出オチのヴィンピー。狙ってきたわけではありませんが、すでに大阪観光大使としての役割をしっかりこなしています。
そういえば、「よしもとラグビー新喜劇2019」にも出演していたことがありました。
2013年にNTTドコモへの入団で来日し、2017年10月には日本代表の初キャップを獲得。以後サンウルブズでも活躍し、現在は代表候補として宮崎合宿のメンバーに選出されています。
一度国の代表になると、他国の代表になることができないのがラグビー界。
母国・南アフリカの代表を目指す選択もありましたが、「南アフリカを選ばなかったことに、後悔はありません。ぼくは日本に特別な思いがあるから」。
NTTドコモに加入以来6年間弁天町に住み、好きな大阪の名物はお好み焼きと奥さんが作る焼きそば。大阪城公園で散歩をすることもしばしば。
そんな府民・ヴィンピーは「大使として色々な観光地をSNSなどで発信したいけど、特に人がフレンドリーで優しいということも発信していきたいです」と、意気込みます。
このパターン…そう、トンプソンを彷彿とさせます。
ママチャリで花園に通い、「晴美」でたこぼんをかじり、大阪弁を話すレジェンド・トンプソンを。
東大阪と弁天町では街の毛色が違うものの、街を愛していることに違いはありません。
「道に迷ってたらフレンドリーに話しかけてくれたことがあって、大阪の人はとても親切。ここに6年間住んでみて、本当に良い場所だなと思います」
って、わかる、わかるぞ。めちゃくちゃ伝わってくるぞ、ヴィンピーの大阪愛が!
今後は海外の観光客に向けたメッセージ動画の発信などで活動していく予定。
いよいよ9月に迫ったラグビーワールドカップ、ワールドマスターズゲームズ、そして万博へ。ラグビーを軸に、大阪が動き出す!
今後は「ヴィン様」の活動と、髪型に注目です。
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