近鉄ライナーズの選手に今シーズンの総括をしてもらう「ノーサイド反省会」。
今シーズンはラグビーワールドカップのためレギュレーションが大きく変更されました。
ライナーズは春のカップ戦でプール内2位、トップチャレンジリーグ(TCL)で全勝優勝し、次のシーズンへつながる1年となりました。
週刊ひがしおおさかがピックアップした選手に、1年を振り返ってもらいましょう。
1人目は菅原貴人選手。ルーキーながら、公式戦に数多く出場しました。週ひがMVPに勝手に決定!

カップ戦は5戦すべて、TCLはマツダ、コカ・コーラ戦以外の試合に出場した菅原選手。

ー今シーズン、お疲れさまでした。今シーズンの週ひがMVPということでお話を聞かせてもらいます。

菅原 ありがとうございます。ちょっと気になっていたことがあるんですが…新人選手紹介インタビュー、ぼくのってまだですよね?

ーううっすみません!!今年は変則的な日程だったから…今回のインタビューにちょっとずつ盛り込んでいきます、許して!

菅原 わかりました(笑)

ーでは、気を取り直して。ライナーズ1年めはいかがでしたか?期待されているプレッシャーもあったかと思います。

菅原 そうですね、思っていたよりは自分の力が通用して良かったです。期待に応えなければという責任感や危機感があったからこそ、春シーズンは良いプレーができたんだと思います。

ー春はすべての試合に出場でしたね。

菅原 ただ、秋シーズンは自分が納得するプレーができていません。

ーえ!そうですか。秋は5試合出場し、新人選手にとってはこれほどにない最高の1年になったとばかり…。

菅原 今振り返ると、春にうまくいった分油断がどこかにあったのかも。脳震盪やケガもあって、もっと引き締めていかないと、とコカ・コーラ戦あたりから自分を引き締めました。

ーなるほど。チームには慣れましたか?

菅原 はい、同期の金子は大学が近かったので顔見知りでしたし、髙野は高校時代からよく対戦していた仲です。そういう意味ではやりやすかったです。

ー学生時代のつながりが今に生きていると。

ちなみに最近仲の良い先輩は「石井くん」とのこと。まるでジャニーズのような呼び方!「石井くんの車で出かけることが多いです。コストコとか行きました。」

菅原 それに、元々実家が奈良の御所で、関西のチームに親しみがありました。ライナーズの試合も見に行くことがあったので、やるなら自分の好きなところ、誇れるチームでプレーしたいなと考えての入団でした。

ーおー、入団の発表があったとき、「あの帝京の菅原…!?」と小躍りしました。春シーズンはトモさん(トンプソン選手)や外国人選手など、直接会うことがないメンバーもいましたが、合流してからレジェンドたちの姿を見て感じることはありましたか?

菅原 …ぼく、靴箱がトモさんの隣だったんです。置かれていたままの靴を見て「足、デカッ!」と思って(笑)。トモさんと同じチームなんや、とはじめて実感が湧いた瞬間です。

ーそれ、めっちゃ良いエピソードですね(笑)

菅原 真面目な話、トモさんには細かいスキルや立ち振る舞いを、態度、行動で見せてもらいました。あと何試合でトモさん引退というカウントの度にチームが引き締まってきたので、対相手ではなく自分たちにフォーカスできたところは今シーズンの良かった点かなと思います。

ートモさんの影響力たるや。ご自身のことについてももう少し。今シーズン、印象に残っている試合は?

菅原 春のリコー戦です。

ー後半2分に逆転トライを決めたゲームですね。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を受賞したマシレワ選手も、「今日のMOMはぼくじゃなくてスガハラ」と言っていたことを思い出しました。

トップリーグカップ第4節リコーブラックラムズとの対戦で38-26で勝利。力強い突破でトライをもぎ取った菅原選手。

菅原 気持ちはうれしいですけど複雑です(笑)ライナーズは「乗れば強いチーム」ということはわかっていたので、後半の入りは特に意識していました。

ーそこで決めきれたことは大きいですね。

菅原 はい。ほかにはTCLの豊田自動織機戦も思い入れがあります。知貴さん(山口選手)にパスを出して、トライが決まって。

ー試合が始まってすぐのシーンですね。あれは震えました!

豊田自動織機戦、前半6分トライの場面。モールからゴール前に迫り、菅原から横を走り込んできた山口に素早く渡してトライ。

菅原 ぼくはボールを持つと自分でいってしまう方で、味方にパスをすることが課題でした。織機戦は、それができた試合です。相手が自分に来ていることは感じていて、知貴さんが呼んでくれたので、うまく出せました。

ーおおお。自身を乗り越えて、得点につながった瞬間。来季、もっと伸ばしたいところはありますか?

菅原 まずはトモさんはじめLOとFLの選手が多く抜けたので、両方できるところを見せていきたいですね。

ー今シーズンはFLでの出場でしたが、来季はLOも。

菅原 LOはタフで献身的なプレーが多く「迷わないプレー」が多いのに対して、FLは自由度が高いです。そういう意味ではFLが好きですが、どちらもいけるぞとアピールしていきたいです。

ーラインアウトでジャンプする菅原選手、見てみたい!あと気になるのは、今後のビジョンですが…。

菅原 日本代表、目指したいですね。

ーその言葉が聞きたかった!

菅原 代表になるためには経験やスキルのほか、試合に出て要所で起点のきくプレーを見せないといけないと感じます。嗅覚の部分というんでしょうか。なんでもできるプレーヤーを目指して、来季もがんばります!

記者・ミホロボットが妊婦のため今回はお姫様抱っこはなしです。ごめんね!

公式戦で自分を見つめる機会を得て、さらに上を目指す菅原選手。来シーズンも期待せざるを得ません。
さらなる高みを目指して、まずはチームを引っ張る存在になってほしいです。
ということで、次回はBKの頼れるリーダーが登場。Coming Soon!

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mihorobot東大阪探検隊・記者

投稿者プロフィール

生粋の八戸ノ里っ子。人気の八戸ノ里東小・小阪中学校校区に住んでいる。
取材へ行けば、同級生のお父さんがやってるお店だった・・・ということが多々あり。
尊敬する人は藤子・F・不二雄先生。

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