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- 強くなった近鉄ライナーズ!リコーに白星 プール2位で最終戦へ
強くなった、強くなったよライナーズ!!
マツダ、NEC、そしてリコー。
近鉄ライナーズは7月13日(土)、トップリーグカップ第4節リコーブラックラムズとの対戦で38-26で勝利し、3連勝となりました。
「今、近鉄が築きあげようとしていることが出せた試合でした」と、マイケル・ストーバークゲームキャプテンは笑みを浮かべます。
今回勝点5は逃したものの、4試合を終え勝点14に。首位の神戸製鋼についで、2位を守る結果となりました。
リコーはここ数年で大きく力をつけたチームで、昨シーズンのトップリーグで8位の強豪。今シーズン春の定期戦ではライナーズが勝利していますが、公式戦では今季初対戦です。
今日の試合は、「今の自分たちの強さがどれくらいのレベルにあるのかを知る、ひとつの指標」でした。
今回リコーは10ロビー・ロビンソンやロトアヘアポヒヴァ大和など名だたる選手がそろい、ほぼフルメンバー。
そんなガチンコの戦いで、自分たちのスタイルを出し切って勝ったのです。
前半は先制2トライをあげられ14-0と一時離されますが、少しずつ自分たちのペースを取り戻し冷静なプレーができました。
その鱗片が見えたのは14-0で迎えた前半20分。相手ゴール前での連続アタックから10正面が左へ。大外の11南藤へと渡り、左隅にトライを決めます。
その後1トライずつ取り、力が拮抗する34分。
敵陣22m内のマイボールラインアウトからスローをオーバーささて8ロロ、9ライアンとサインプレーでつなぎ、トライ!
Gも決まって、21-21の同点に並びます。
前半を同点で折り返すと、後半は序盤からライナーズペース。開始早々FWで1トライをあげます。
雨足が強くなり両チームミスが多くなりますが、ライナーズの足は止まりません。
16分にはラインアウトから7野中がトライをあげると、33-21に。
まだまだ油断がならない状況のなか、ライナーズ最後のトライをあげたのは菅原。新人ながら、トップリーグカップ4連続スタメンの期待のホープが、縦のアタックで見せます。
34分、相手ゴール前のラインアウトから菅原が突っ込み、トライ!
FWでもぎ取った後半の3連取が、ライナーズを勝利へ導いたと言って良いでしょう。
縦に強い菅原、激しくボールに絡みにいく野中、フィジカルの強いロロ。人材豊富なバックローは、次戦も注目です。
ストーバークゲームキャプテンはこう話します。
「ライナーズは競り合いの厳しいゲームに弱い、と言われてきました。14-21で取り返されたとき、『ここで折れてどうする!?変わるのは自分たちだ』と言い放ちました」
しがみつき、勝利に執着する気持ち。
ライナーズが昨シーズンから一番変わったことは、「折れない心」をもったことでしょう。
文句のつけようがないリコー戦ですが、最後に1トライ取られたことは次への課題。
有水剛志ヘッドコーチは「目指していたのは勝ち点5での勝利。最後に1本取られたことは、変えていかないといけない点です」と兜の緒を締めます。
さあ、次週はプール最終戦。
現在5位の豊田自動織機との対戦です。NECとリコーに勝った今、ライナーズに必要のは油断しないこと。
めちゃくちゃ厳しい条件ですが、ライナーズが勝ち点5で勝利し、神戸製鋼が勝ち点なしで負ければ1位でプレーオフへと進みます。うん、なくはない。なくはないぞ!
豊田自動織機戦は7月20日(土)16:30K.O.です。場所は三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 サッカー・ラグビー場と今節の広島に比べれば断然近場。
さあ、次週は鈴鹿へ。強くなったライナーズを、この目に焼き付けよう!もったことでしょう。
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