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- ライナーズが花園で少人数高校ラグビー部に指導する「夏の練習会」開催 4日間で9校約270名が参加
無念のディビジョン2降格決定から約2ヶ月。再起をかける我らが花園近鉄ライナーズは、オフ期間の間に「夏の練習会」を開催しました。部員が多くなく、ゲーム形式の練習ができないなどの高校を対象にした合同練習会です。期間は7月23日〜7月26日の4日間。

ライナーズの選手やコーチが直接指導。
23日:大阪府立天王寺高校、東大阪市立日新高校、大阪府立東住吉高校
24日:東大阪市立日新高校、千葉・八千代松蔭高校
25日:大阪府立都島工業高校、大阪府立布施工科高校、大阪府立茨木高校
26日:箕面学園高校、大阪府立淀川工科高校、大阪府立都島工業高校
4日間で9校、約270名の高校ラガーマンが参加しました。
この練習会は昨年に続き2回目の開催で、「大阪府高校ラグビー交流会」の呼びかけで集まった高校が参加。

1日目に参加した天王寺高校、日新高校、東住吉高校。
練習会担当のライナーズスタッフ・村下雅章さんは、「部員数が少なくてラグビーを辞めてしまう生徒も多いと聞きます。少しでもラグビー人口拡大に貢献できれば」と話します。

現役時代はLOで活躍した村下さん。
花園ラグビー場でライナーズの選手・コーチが直接指導。ウォーミングアップから始まり、メインは人数を必要とする15対15のゲーム形式の練習です。

ゲーム形式の練習は、試合さながらの雰囲気でした。
また、この春からラグビーを始めた1年生は別メニュー。ラグビーの基本から教えていました。

パスの指導をする木村朋也選手。
1日目に参加した天王寺高校のPR上杉悠太共同主将は、「他の高校の選手とスクラムが組めて良かった。プロの選手・コーチに直接指導してもらって新たな発見もできました」と話します。

ボールを持っているのが上杉選手。1人だけガタイがめちゃくちゃいいと思ったら…。
実は上杉選手、高校日本代表候補に選出。大阪の高校からはやはり大阪桐蔭や東海大大阪仰星、常翔学園から選ばれている中で、それ以外の高校から唯一の選出です。

金子惠一選手とスクラムを組む上杉選手(手前)。
4日間毎日取材に行った週ひが。特に印象に残ったのが、大阪での合宿の合間に参加した千葉・八千代松蔭の松原キャプテンの「初めて花園に来ました。秋の千葉県予選を制してまたここに戻ってきます」と言っていたこと。こういう経験をしてもらえるのも、ライナーズが花園で開催したメリットの1つかもしれません。

J:COMさんの取材を受ける松原キャプテン。
この練習会に参加していた選手のみなさんが、将来ライナーズでプレーしてくれたら…と、週ひが的にはきれいなストーリーを期待しちゃいますが、それは副産物。まずは花園予選に向けて1日そして一瞬を大切に、部活をがんばってね。
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