危機を乗り切るABC 東大阪商工会議所に資金繰りの相談に行ってきた 〜最低金利0.21%ですって〜

   

皆さん、新型コロナウイルスのまん延における、非常事態宣言下の生活いかがお過ごしでしょうか。
週刊ひがしおおさかは在宅勤務を徹底し、今のところ業務を継続しています。
取材できないので、ネタは不足気味です。

今日の舞台はここ!ってわかるかな?

さて、週刊ひがしおおさかはよく「本業はなんですか?」と言われることがあります。
週ひがのメインの仕事は、情報発信のお手伝い。世にある仕事に例えると、広告代理店のそれに近いと言えます。
サイトに広告を載せたり、イベントを企画したり、企業や団体さんの広報役を買って出たり。

と、ここまで書くとカンの良い読者の方ならおわかりでしょう。
そう、今週刊ひがしおおさかは仕事がほとんどありません。ついこの間も、なのはなバルが中止(延期って言ってるけど、まあね)になったばかり。
余裕で在宅勤務ができます。

と、ネタにしていても何も状況は改善しません。
かねてから、会員になっていた「東大阪商工会議所」に行ってきました。今回の危機に直面する事業者に、国や自治体も様々な支援を用意してくれていると聞くからです。

近鉄&JR河内永和駅から徒歩1分、2020年1月に新社屋に移転した東大阪商工会議所。
商工会議所ってなにするとこやねんって説明はおいといて、会費も払ってるし駆け込み寺的に相談しました。

相談したよ。めっちゃ優しくしてくれた!まあ会員やからな…(笑)

結果、紹介してもらえたのは「日本政策金融公庫」の…

新型コロナウイルス感染症特別貸付
対象
①最近1ヶ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少した場合
②業歴が3ヶ月以上1年1ヶ月未満の場合は最近1ヶ月の売上高が。次のいずれかと比較して5%以上減少している場合
a過去3ヶ月の平均売上高
b2019年12月の売上高
c2019年10月〜12月の売上高の平均額

週刊ひがしおおさかは、①に該当するのでクリア。
無担保で、上限6000万円で融資してもらえます。
※くわしくは日本政策金融公庫のホームページで。
しかも金利がバリ下がります。
当初3年は0.46%。1000万円借りて、利息は1年4万6千円(笑)
4年目以降は1.36%。
※中小企業事業なら当初3年0.21%!これは窓口で相談して。
むちゃくちゃいい。
大げさじゃなく、この制度の説明を受けたときは「これ、最大の支援じゃない?」って思いました。もちろん、融資なので返さなきゃいけないお金です。でも「この期間に次へ飛躍基礎を作ってくれ」と言われている気がする。
さらに「特別利子補給制度」ってのもあって、当初3年の利子を補給してくれることも。いや、まじで、今目の前で起こってることがわかんねえよ…(笑)
これがうわさの「ゼロ金利融資」ってやつか!

個人事業主なら要件なしでゼロ金利!マジか〜。

これ以外にも、商工会議所が独自に取り扱う「マル経融資」も金利引下げの特例措置があって、そっちは上限1000万円で当初3年の金利が0.31%。こっちのほうが有利な気もしたんですが

・NPOとしての実績が大きい ※マル経融資はNPO不可
・週刊ひがしおおさかの立ち上げ時に日本政策金融公庫から300万円借入して返済済み。
・3月からイベントが中止続きで売上が劇的に落ちている
・だいたい1年の売上は2000万円
と商工会議所の職員さんと相談してこちらに決めました。

もちろん、この制度はマル経融資とは違って日本政策金融公庫の特別貸付は商工会議所でなくても相談できます。※商工会議所は取次。
でも「この制度はここへ行って、これはあそこへ行って…」ってわかんないでしょ?
だってここまで紹介した制度でも本来の取り扱いは
・マル経融資→商工会議所
・新型コロナウイルス感染症特別貸付→日本政策金融公庫
・特越利子補給制度→中小企業庁
…ってわからん!ってなるよね。
現状を説明して、案内してくれる。

それに今なら商工会議所はまだ混んでない!
※日本政策金融公庫の窓口に直接並びに行くとめっちゃ並ぶって聞きますしね。

きれいになった商工会議所。まだ押し寄せてない。

ということで、4月13日(月)に1000万円の借入を申し込んできました。

提出書類は
・申込書
・直近2期分の決算書
・直近2期の確定申告書
・2019年3月の入金と2020年3月の入金の記録(EXCEL)
・仕事が減ったことを証明する書類(ラグビー協会のHPの印刷など)
・購入する設備(自動車)の見積書
です。

どうなるかな。
可否は「1ヶ月もかからないと思うんですが…」とのこと。
大丈夫。それくらいなら大丈夫。

よくね、SNSなんかで「え!お金を借りなきゃいけないの?!支給してよ現金で!」
という声を目にしますが、理由のない収入ほど怖いものは有りません。事業とは、基本的に借入金によって行うもんです。借りたお金で価値を生んで、価値をお金にしてお給料を始めとした経費を払い、お金を返す。個人でも会社でもです。
そう考えると、お金を貸してくれるってのが最高の支援じゃないでしょうか。

ということで、週刊ひがしおおさか、いくら借りることができるでしょう。結果は…2週間くらい?
結果はまた後日。

そうそう、この相談、別に商工会議所の会員じゃなくても受けてもらえるんだって。
でもできたら、お金が借りられてからでいいので会員になろう。それが人の道ってもんだ。

さすがに、提出書類はモザイクです(笑)

次は、雇用調整助成金についてハローワークに聞きに行ってきたからまたレポートします。

借入時に偶然隣になった飲食店経営のMさん。
「記事にするよね。週ひがさんが記事にしてこそだよね」
って声をかけてくれてありがとう。お互いがんばりましょう。

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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