近鉄ライナーズは12月22日、秩父宮ラグビー場でトップリーグ第12節NTTコミュニケーションズ戦を行い、10-13で敗戦しました。これによりわずかに残っていたトップ4進出がなくなり、ワイルドカード出場を決めました。
前日から降り続く大雨と、極端に低い気温の中行われた試合は、ボールのバウンドで水しぶきが上がる悪コンディション。両チームボールが手につかず、ノックオン、ノットストレートの連発で試合にテンポが生まれません。先制したのはPGを決めたラーナーズでしたが、前半は両チームノートライで終了し3-6で点ビハインドで折り返します。
後半に入っても雨は降り続き、選手が寒さで震えるシーンが目立ちます。少し雨がマシになってきた20分、ライナーズはゴール前でフェイズを重ねて5松岡が押し込んでトライを取り10-7としましたが、28分。ライナーズゴールライン手前まで迫ったNTTコミュニケーションズ10君島がインゴールにショートパント。ライナーズディフェンスに当たりバウンドが変わったボールを君島自身がキャッチしトライ。10-13と逆転を許してしまいました。
ゲームを通して非常にスリッピーなコンディションで、両チームキックを多用しましたが、キック処理でライナーズが後手を踏んだ内容でした。
次節は年が変わって1月6日(日)12時から東京・秩父宮ラグビー場で東芝と戦います。リーグ最終戦となります。
トップリーグ公式スタッツ
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