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- 週ひが目線?花園近鉄ライナーズvs日野レッドドルフィンズ 見どころ
ライナーズを追いかけて日本国中津々浦々。花園近鉄ライナーズを自身と同一化している週刊ひがしおおさかによる公平性0の見どころです。
第4回は日野レッドドルフィンズ戦。ライナーズにとって、少し因縁のある相手です。東京都・秩父宮ラグビー場にて2月12日12時キックオフ。中継はJスポーツをご覧ください。
ラグビー観るならJ SPORTS
花園近鉄ライナーズプロフィール
1929年に創部。以来花園ラグビー場を本拠地にし、日本で唯一ホームグラウンドを持つラグビーチームとして1950年代に黄金期を迎える。新リーグ・リーグワンではディビジョン2スタートも1年での昇格を果たすため、U20日本代表の水間良武ヘッドコーチを招聘。現在2勝1敗で2位。
日野レッドドルフィンズプロフィール
日野自動車ラグビー部。ここ10年で急激に成長し、2018年NTTドコモレッドハリケーンズに入れ替え戦で勝利しトップリーグに参戦。チーム名から自動車を取り「日野」にする。日本代表クラスとベテラン選手を多数獲得し、地域連携にも積極的でリーグワンが目指すチーム像にも近い。
この試合の意味合い
ディビジョン2は上位3チームはディビジョン1との入れ替え戦を戦う。
※下位3チームはディビジョン3との入れ替え戦。
3節を終えて、3位以内を4チームで争う構図が見えてきた。最初の5戦を4勝1敗で乗り切れば、後半戦に少し余裕が出てくる。ライナーズはビジターの今回を勝利すれば、リーグ戦の3位以内が視野に入る。
また2018-2019シーズン、ライナーズは日野レッドドルフィンズに入れ替え戦で敗れて1年でのトップリーグ復帰を阻まれている。是が非でも勝利したい。
注目選手
ライナーズメンバー
1佐々木 駿 2金子 惠一 3文 裕徹 4パトリック・タファ 5サナイラ・ワクァ 6ワイマナ・カパ 7野中 翔平 8セル ジョセ
9ウィル・ゲニア 10クウェイド・クーパー 11片岡 涼亮 12岡村 晃司 13シオサイア・フィフィタ 14竹田 宜純 15セミシ・マシレワ
16松田 一真 17田中 健太 18イエレミア・マタエナ 19横井 隼 20ツポウ テビタ 21人羅 奎太郎 22野口 大輔 23ジョシュア・ノーラ
5ワクァの復帰に注目したい。昨シーズンの宗像サニックス戦でも走力と長いリーチでトップリーグ勢相手の勝利に貢献した。カテゴリA(外国人枠ではなく日本人と同じ扱いで出られる選手)として出場できるので、大きな戦力だ。
15マシレワは復帰2戦目。前節は少しセーブしていたようにも見え、今節のパフォーマンスが楽しみである。
レッドドルフィンズメンバー
1山崎 基生 2木津 武士 3浅原 拓真 4ディネスバラン・クリシュナン 5木村 勇大 6堀江 恭佑 7小野 雄貴 8ナシ・マヌ
9古川 浩太郎 10北原 璃久 11松井 佑太 12川井 太貴 13トンガ モセセ 14床田 聖悟 15吉川 遼
16郷 雄貴 17久富 雄一 18土屋 眞 19笠原 雄太 20千布 亮輔 21田中 元珠 22東郷 太朗丸 23竹中 祥
前節でヒートに惜敗し、FWを5人、BKを3人入れ替えてきた。コンディションの問題かライナーズに合わせた戦術かは不明だが、試合前の駆け引きでは先手を取ったと言っていい。
4クリシュナン、6堀江など強いFWは健在で、スクラム、コンタクト、スピード全てで相手を圧倒する可能性がある。
戦力比較
スクラム
ライナーズ4:6レッドドルフィンズ
レッドドルフィンズの第1列には日本代表がずらりと並ぶ。一方のライナーズは佐々木こそ30代も、後はリザーブも含めて若手で固めている。前節のスカイアクティブズ戦を見ても、安定して強いスクラムを組むには時間がかかりそうだ。ライナーズは組み負けることも想定した戦術も用意したい。
ラインアウト
ライナーズ6:4レッドドルフィンズ
カパやタファの加入で昨季までより改善が見える。ワクァを加えて維持できるか。金子のスローイングも安定しているので大きく崩れる事はないと見る。
個人的には敵陣深くでのラインアウトから、サインプレーで取り切ってほしい。
コンタクト・ブレイクダウン
ライナーズ5:5レッドドルフィンズ
外国人枠をフルに使ってこなかったレッドドルフィンズ。コンディションの問題か、戦術的なものかは不明だが、ライナーズは今季課題になっているブレイクダウンが勝負を左右する。
ゲームコントロール
ライナーズ6:4レッドドルフィンズ
レッドドルフィンズの10 北原はディビジョン2で現在得点1位。ニュージーランド・オタゴ大学でプレーした。166センチと小柄だが冷静に周りを見てプレーの選択ができる良い司令塔だ。バックスの布陣を見ても外のスピードを活かし走ってくると予想。クウェイド・クーパーとの対決が楽しみだ。お互いのプレー選択が見ものである。
決定力
ライナーズ4:6レッドドルフィンズ
若手のスピードのあるメンバーを中心にしたレッドドルフィンズ。外のディフェンスに不安があるライナーズにとって脅威である。
ライナーズは、ジョシュアがリザーブスタート。マシレワは前節の復帰戦で、慣らし運転にも見えた。どこまで上げてきているのか。
キック
ライナーズ5:5レッドドルフィンズ
クーパーに加え、竹田の距離と精度にも注目したい。苦しい時間帯にキックでエリアを取る展開になるはずだ。ただ蹴り合いになることは少ないだろう。
ディフェンス
ライナーズ5:5レッドドルフィンズ
ライナーズは長年外のディフェンスに課題があり、キックオフ直後の被トライの多くは外を走り抜けられてのものだ。走力のあるメンバーをどこでライナーズは止めるのか、はじめの10分が見ものになる。
ライナーズはタファのタックルが鍵。
スーパーポジティブスコア予想
ライナーズ34-19レッドドルフィンズ
勝点5を取り、勝点を与えない勝利を見たい。
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