週ひが目線?花園近鉄ライナーズvs相模原ダイナボアーズ第2回戦 見どころ

   

日々ライナーズのことばかり考えて、ライナーズの勝敗が生活に影響する週刊ひがしおおさかがお届けする見どころ。
第7回は、今まで唯一敗戦を喫している三菱重工相模原ダイナボアーズ戦。東大阪市花園ラグビー場にて3月12日(土)14時30分キックオフです。中継はJスポーツをご覧ください。


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花園近鉄ライナーズプロフィール

前節プレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた竹田。いよいよ本領発揮だ。

現在5勝1敗で2位、首位ダイナボアーズとの勝点差は3。ディビジョン2の天王山を迎えた花園近鉄ライナーズは1929年に創部、1950年代に黄金期を迎え日本ラグビーと栄枯盛衰をともにした最古参です。1位でリーグ戦を通過すれば、4月末から始まる順位決定戦で2試合ホストで行える予定です。花園で無類の強さを誇るライナーズは、ここで勝ってディビジョン1昇格へビクトリーロードを敷いていきたい。そんなライナーズを率いるのは、U20日本代表の水間良武ヘッドコーチ。ホストエリアは大阪府東大阪市。日本では数少ないホームグラウンドにクラブハウスを持つチーム。

相模原ダイナボアーズ

ダイナボアーズの柱はマイケル・リトル!

6戦全勝、ディビジョン2で首位を走る。強いランナーがいて体を張れるFWもいる、バランスのいいチーム。1月9日、ライナーズに勝った際は徹底してライナーズの動きを封じる戦術性の高さも見せる。1970年創部で神奈川県相模原市に本拠地を置く。トップリーグ初昇格は、2006年シーズンのトップチャレンジシリーズでライナーズに勝利してのもの。1年で降格したが、2018年に再昇格を果たした。リーグ・ワンにはディビジョン2より参戦。

この試合の意味合い

首位攻防。全勝のダイナボアーズがトップを走り、勝点3差でライナーズが追う。この1戦で勝った側がほぼリーグ戦での1位通過を決めて、順位決定戦を優位に戦いディビジョン1によりつながることになる。ホスト&ビジターの醍醐味が凝縮した、目が離せない戦いだ。

注目選手

ライナーズメンバー

1佐々木 駿 2樫本 敦 3文 裕徹 4松岡 勇 5サナイラ・ワクァ 6野中 翔平◎ 7ジェド・ブラウン 8ワイマナ・カパ
9ウィル・ゲニア 10クウェイド・クーパー 11片岡 凉亮 12岡村 晃司 13シオサイア・フィフィタ 14木村 朋也 15竹田 宜純
16金子 惠一 17レイルア マーフィー 18マタエナ・イエレミア 19菅原 貴人 20横井 隼 21人羅 奎太郎 22野口 大輔 23ジョシュア・ノーラ

試合前日に1が田中から佐々木に変更になった。佐々木が問題なく出せる状態なら大一番にはじめから登録するだろうと考えると、万全ではないと見る。1月9日の敗戦時にはいなかった5ワクァ、8カパは大きな戦力となる。

ダイナボアーズメンバー

1川俣 直樹 2安江 祥光 3森本 潤 4リンディ 真ダニエル 5ジャクソン・ヘモポ 6サム・チョンキット 7鶴谷 昌隆 8ヘイデン・ベッドウェル=カーティス
9岩村 昂太 10石田 一貴 11タウモハパイ ホネティ 12マイケル・リトル 13マット・ヴァエガ 14ベン・ポルドリッジ 15アライアサ 空ローランド
16大塚 憂也 17細田 隼都 18石井 智亮 19ディラン・ネル 20小林 訓也 21大嶌 一平 22奈良 望 23川上 剛右

何をおいてもマイケル・リトルが光る。とんでもない突破力を持ち、例え止めたとしても数的優位を得たダイナボアーズのBKが縦横無尽に走り回る。11ホネティ、14ポルドリッジのスピードは国代表レベルだ。スクラムも経験豊富。1月にライナーズを飲み込んだ。

戦力比較

スクラム

ライナーズ4:6ダイナボアーズ
スタッツだけ見ると差がなかった1月対戦時のスクラムだが、内容は歴然。ライナーズはいいボールをスクラムから出せなかった。その後成長はしているが、劣勢を挽回できるほどではない。劣勢覚悟。3文の成長の糧にしたい。

ルーキーで大事な試合への出場が続く文。代えがたい財産となるはず。

ラインアウト

ライナーズ6:4ダイナボアーズ
ライナーズのラインアウトはワクァとカパの復帰以来抜群の安定感を持つ。ダイナボアーズは試合に寄ってラインアウトの精度が変わってくる。タッチに出すか否か、臨機応変に対応したい。

反則級の高さを持つワクァ。

コンタクト・ブレイクダウン

ライナーズ4:6ダイナボアーズ
前回敗戦した最大の要因は、ブレイクダウンとされる。ターンオーバー数はライナーズ4に対してダイナーボアーズは10。攻め込んだボールがすべて奪われる光景は悪夢そのものだった。その後一番の改善点としていたが、タイトな試合はなくどれほど埋まってきたかは未知数。アタック時のコンタクトは極力避けたい。

前回の対戦時は、味方のプレーにイラつくシーンが多かったゲニア。

ゲームコントロール

ライナーズ6:4ダイナボアーズ
ハーフ団の評価では断然ライナーズが上になる。2人だけでトライを取れるスペースを作るさまはまるで芸術。前回は不発だったが、競合を相手にし重要な試合で見せてほしい。てか頼んます。

ライナーズの顔(男前)

決定力

ライナーズ5:5ダイナボアーズ
お互いディビジョン2でトライを取りまくってここまで来た。優劣つけ難く、五分とする。ただ、今シーズン外でアタックするワクァとカパは1月の対戦では出場していなかった。うまくハマれば、木村と片岡が走る余裕が生まれると勝手に期待したい。

前節はあまり目立てなかった木村。

キック

ライナーズ6:4ダイナボアーズ
いいクーパーの日だと仮定して、ライナーズに分があるとする。が、たぶんチーム全体であまり蹴らない試合になるだろう。あるとすれば、ゲニアのボックスキックか。

50:22の名手と言っていい野口。ゲーム展開によって、投入するタイミングが変わる。

ディフェンス

ライナーズ4:6ダイナボアーズ
ライナーズはタファの出場停止が痛い。前述したダイナボアーズのリトルを一発で止めるのは誰か。想像ができない。

ジェドへの負担が心配。

スーパーポジティブスコア予想

ライナーズ38-19ダイナボアーズ
6トライと3トライ。頼む。

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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