ライナーズのファンクラブ募集終了発表日に過去の特典が壊れる 小銭入れが忠誠心を示していた理由とは
- 2022/4/14
- ラグビー, ライナーズ応援日記
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僕が愛用していた小銭入れ(コインケース)が壊れました。あまり財布を分ける習慣がなかった僕ですが、これだけは愛用しています。なぜか。

ついに破れてしまった、2017-2018シーズンのサポーターズクラブ特典。
昔ライナーズのファンクラブ(当時はサポーターズクラブ)の入会特典だったからです。
昨日、花園近鉄ライナーズは今シーズンのファンクラブの募集終了を発表しました。シーズンも終盤です。
ライナーズファンクラブ2022ご入会終了時期のお知らせ(花園近鉄ライナーズ)
ライナーズからの贈り物(グッズとかノベルティ)は、基本的にホスピタリティーが高いのです。
旧トップリーグ時代、サポーターズクラブの入会特典は
・ライナーズグッズ(小銭入れとか)
・会員カード
・全試合無料
最大の特徴は2500円の入会金で15試合くらいのシーズン全試合無料という無茶苦茶な特典。
会員カードを持って試合に足を運ぶと、会場前のブースでカード裏面にスタンプを押してもらい、チケットをもらっちゃいます。それだけでもすごいのに、シーズン全試合観戦すると最終戦で「全試合特典」として、まあまあ良いライナーズグッズがもらえました。

全試合特典を受けた形跡のある会員カード。
入会特典例:サコッシュ、雨合羽(ポンチョ)、小銭入れ、エコバック、ペットボトルケース、スマホ対応手袋など
全試合特典:モバイルバッテリー、マグボトルなど
列記するとそんなもんだろうって感じですが、同時を振り返ると入会特典も全試合特典も、その時絶妙にほしいものばかり。雨が続いた年の翌シーズンは、ライナーズからのポンチョだったり、1月に終了するシーズンの全試合特典がマグボトルだったり、SNSが普及しはじめた頃はモバイルバッテリーだったり。時代の流れを的確に読んだ、センスの良い特典がもらえました。
当時のプレスリリースは↓
https://www.top-league.jp/2012/06/29/id14832/
新リーグになって事業性を問われることになると、全試合無料で観戦できるような牧歌的なことはできません。
試合数が少なく、現状満員にはならないラグビーにおいて、ライナーズだけでなくファンクラブの収益はシビアに見なければいけません。
さて愛用していた小銭入れですが、ライナーズファンの間ではチームへの忠誠心を図るアイテムにもなっていました。
実はこれ、あまり使い勝手が良くないのです。

この間仕切りが絶妙に邪魔で、小銭をよく見逃す。
性能のよくないものをあえて持っていると言う事は、それだけ忠誠心が高いと言うこと。デザインはいい。でも中がセパレートされていて、絶妙に使い勝手が悪い。これは担当者の力量とは関係なく、使い込まないとわからない使い勝手の悪さなので、仕方ないのですが。
そんな逆説的な意味で、近鉄電車の駅の券売機で並んでいて前の人がこの小銭入れを使っているとちょっとうれしくなったものです。
あんたも好きだねぇ!って。

サコッシュという言葉を教えてくれたのはライナーズ。
ライナーズの2020年シーズンは、いよいよ大詰めです。4月30日の順位決定戦を前にして、ファンクラブの入会も17日で終了。新型コロナ禍の影響も大きくおけ、四苦八苦したシーズンだったでしょう。スカッと自動昇格を決めて、5年分の鬱憤を晴らして咽び泣いて、来季のファンクラブを心待ちにする時間に入りたいですね。絶対勝とうぜ、ライナーズ。
コメント
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私はこの財布、愛用してます。
小銭入れは別で持ってて、お札、カード、家の鍵、年間予定表を入れてます。
一代目がちぎれてきたので、最近、1000円くじ
のはずれの景品でこの財布があったので嬉しくて。
二代目を職場で使うズボンのポケットに入れてまーす。
忠誠心高いですね〜。すばらしいです。