- Home
- 大阪バス高知特急ニュースター号で 超特急高知旅行レポート 前編
東大阪でよく見かける白の車体に星のマーク、といえば・・・?そう、「大阪バス」。
高井田に本社を構える観光バス会社です。
「東大阪市民として乗ったことがないなんて市民失格!」「車内のデザインが前衛的」「人が乗っておらず、空気を運んでいる」と知人の噂を聞きつけた週ひが探検隊。そんな面白そうなバス、乗ってみるしかないじゃないか!と盛り上がり、大阪バスで小旅行することになりました。
今回の目的地は、2013年4月から直行便が追加された高知県。6時40分出発の高知駅行きに、布施の停留所から乗車します。

定刻通り、颯爽と現る「ニュースター号」。見た目は割と普通

いざ、噂の車内へ。こ、これは・・・
車内に入ると、目に刺激的な赤と青の3列シートがお出迎え!旅行で興奮する気持ちをさらに高めてくれます。写真ではこの原色使いがイマイチ伝わらないのが残念なところ。なんでも、蛍光ピンクのシートもあるのだとか。
乗客は全部で6人のほぼ貸切状態。大阪バス、期待を裏切りません。いやいや、行楽シーズンはいつも満席ですよ!
天王寺を経由して、明石海峡大橋超え。が、ゆったりした3列シートでぐっすり快眠してしまった探検隊は、明石海峡大橋を見ることができませんでした。無念。

眠りに落ちる前にかろうじて撮れた写真。生駒山を見て育った私は海を見るとテンションが上がります
バスの運転手さんが頑張ったからか、ほとんど眠りに落ちていたからか。思っていたよりも早く、お昼の12時半くらいに高知駅に着きました。
バスを降りて駅の方へ向かうと、さっそく見える坂本龍馬達の像。もうこれだけで高知に来た感満載です。とりあえず無心で像をカメラに収めます。
すでに満足してしまいましたが、旅の醍醐味であるご当地のお昼ごはんを食べることに。事前にニュースター号でチェックした「ひろめ市場」へ足を運びます。

坂本龍馬、中岡慎太郎、あと一人誰だっけ。旅行で得た知識なんてそんなものです

すごく混んでた、ひろめ市場。屋台風の店構えがいい感じです
土佐の味がすべて楽しめるという、観光者ホイホイなこの市場。飲食店だけでなく、おみやげ屋さんなどの物販もあります。まずは席を確保し、各自食べたいご当地グルメを持ち寄ります。
カツオのタタキ丼、カツオのトロのお刺身、クジラの唐揚げ、カツオの酒盗、ゆずチューハイをいただきまーす! これぞTHE・土佐グルメ。見た目もお腹も相当満たされました。お昼なのに、これでもかと食べ尽くした気がします。
特にカツオのトロは、口の中でトロ~っと溶けて、芳醇な香りと濃厚な旨味が混ざり合い、荒波に揉まれたカツオと土佐の力強い漁師の魂を感じる、まさに高知・・・! まさに日本の夜明けぜよ・・・!とミスター味っ子並みの感想が飛び出すおいしさでした。

カツオのタタキ丼。トロロをかけてもらって一気にかきこむのが流儀

カツオのトロさん、私たちに食べられるために生まれてきてくれて本当にありがとうございました
昼食を終え、どこに行こうかなと駅周辺をウロウロしていると、商店街を発見。観光スポットになっているようで、人が多く活気があります。
そこでふと立ち寄った魚屋さん。ご主人と話していると、「実は大学時代に東大阪に住んでたよ」と驚愕の発言! 一気に親しみを覚える私たち。え、どこらへんに住んでたんですか?あの駅知ってる?とご主人を質問攻めに。東大阪トークに花が咲きました。

ふらっと寄った場所にご縁があるのも、旅の楽しみ
商店街のマップをおみやげにいただき、一同は高知城へ向かうことに。うわー!旅行っぽい!!日本人はなんて城好きなのでしょう。旅行へ行き、高い所があれば登るのが我々ホモ・サピエンス。
上がるテンション、弾む足取りでピョンピョンと城の上り道を登っていきます。山登りの友、「ただの長い棒」も気分を高めるアイテムの一つです。
目指すは天守閣。が、歴史学習パネルや模型などの伏兵の登場に、なかなかたどり着きません。

低めの階段が地味に続き、額からは大量の汗が。正直辛かったです

一番我々の目を引き付けた学習模型「昔の捕鯨の模様」。このクオリティなら某捕鯨反対団体も許してくれるでしょう
歴史を一通りなんちゃって学習し、一時間近くかかって待望の天守閣に到着!ようやく見られた天守閣からの眺めは絶景でした。
高知名物アイスクリンまで食べちゃってすでに高知を満喫していますが、小旅行はまだまだこれからです。後半へ続きます。

天守閣から市街を一望。土佐は、もはや我が領地じゃ(つもり)

名物アイスクリンはシャリシャリしていてペロリといけちゃいます
後半はこちら
取材:mihorobot、chanmin
文:mihorobot
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。