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- 大阪バス高知特急ニュースター号で 超特急高知旅行レポート 後編
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高知城を後にし、少し歩いて路面電車に乗車。 おお ! 風を感じる! (窓全開でした! )車とほぼ同じ高さで軌道をさっそうと走り抜ける路面電車・・・

東大阪に住んでいると思いっきり非日常な路面電車ですが、高知では日常風景。不思議ですね
初めて乗ったわけではないのに大ハシャギ(笑)いくつになっても乗り物にはわくわくします。なーんてはしゃいでいる間に目的地へ!190円という微妙にコイン数の多い運賃にまごつきつつも何とか下車!あぁ楽しかった!
降り立ったのは有名な「あの橋」がある大通りの交差点!はて、どこにあるんだ?とキョロキョロするまでも無く、視界に赤いものが突如飛び込んできました。「はりまや橋だ !!」

これが『はりまや橋』です。みなさんお近くにお立ち寄りの際は通り過ぎないであげてくださいね!
子どもの頃、スーパーファ○コンの地名クイズゲームで真っ先に覚えた高知の観光スポット!はりまや橋 !!名前の由来は諸説あるようですが、江戸時代の豪商「播磨屋」からとのこと。実は「日本三大がっかり名所」のひとつに数えられているのです・・・(しかも一位!)確かに現在では交通量も増え、橋の長さよりも幅のほうが断然長く、気付かずに通り過ぎてしまいそうな橋ですが。脱がっかり名所を図るため平成5年、橋のすぐ西側に江戸時代のはりまや橋が再現。朱色の欄干がとても美しい小さな木造りの橋がかけられ、当時を感じながら渡ることができます。私には「がっかり」どころか、ものすごーくテンションの上がるスポットでした!

最初は「はりやま橋」だと思いなんて痛そうな橋なんだ!と思っていたのは内緒です
次の目的地「桂浜」へ向かうため時間を確認し、バス停へ。「旅にトラブルはつきもの」とはよく言ったものです、このとき週ひが一行をアクシデントが・・・
「バスが来ない」
あれ?時間確認したよな?え、何で?とプチパニックに。バス停の時刻表にも私たちが乗ろうとしていた便など存在しません。考えれば考えるほど不可解! 旅の謎は謎のままにしておくことにします(笑)次のバスまで1時間ほどあったため、気を取り直しタクシーでいざ「桂浜」!
運転手さんと高知の話をしていると、すぐに海が見えてきました! (生粋の山育ちの私は、いつでも海をみるとわくわくします。)
桂浜は「月の名所は桂浜 ♪」とよさこい節でもうたわれ、坂本龍馬の銅像があることでも有名な太平洋を臨む海岸。私たちが着いたのは日暮れどき。浜辺に腰をおろし、遥か遠くの水平線を見つめます。この浜を愛した龍馬もきっとこの場所から地球の丸さを感じたのでしょう。

何時間でも見ていられそうな、とても美しい景色でした

台座を含めると13.5mと意外に大きい! 室戸岬の方角を見つめているとか
帰りこそはと入念にバスの時刻を調べた私たちは市街地へ戻り、旅の醍醐味「郷土料理と地酒」待ってました! 土曜の夜なのでどのお店もほぼ満席状態と活気に溢れています!周辺をしばらく散策し決めたのが、和風居酒屋の「一本釣り」

お祭り感あふれる外観、大きな時計が目印の「一本釣り」です
待ちに待った土佐での宴のはじまりです(*゚▽゚*)

あれ?カツオのタタキってこんなに美味しかった?そんな私のカツタタ観を変えるほどの絶品
本場のカツオのタタキに舌鼓。たくさんの郷土料理や日本酒に完全に心を奪われてしまいました。
帰りのバスまでまだ少し時間があったので、ほろ酔い気分で「はりまや町駄菓子酒場」へ。

お昼はこどもの溜まり場、夜はおとなの溜まり場です。一歩足を踏み入れると幼い頃にタイムスリップ!
ノスタルジックな外観に胸を躍らせのれんをくぐると、そこには昔懐かしの駄菓子の山! 各々好きだった駄菓子を選び席に。店名の通り、お酒を飲みながら駄菓子を楽しむことができるのです。私も年だけは重ねたのだなと、焼酎片手に幼かったかつての自分に思いを馳せました。

おこづかいを握りしめ、近所の駄菓子屋に走った日のことを思い出します。
どんどん夜は更け、楽しかった高知の1日も終わりが近付いてきました。週ひが一行は駄菓子酒場を後にし、一路高知駅へ。私たちを迎えにきてくれたのは、つい半日前まで乗っていたはずなのにどこか懐かしく感じる黄色い車体、そう大阪バス・ニュースター号です。
一日中よく遊んでいたせいかすぐに眠ってしまい、目が覚めた頃にはもうそこは布施駅。
安全で快適なバスの旅をありがとうございました! 滞在時間は決して長くはなかった高知での旅。駆け足の日程で、楽しい時間はあっという間に過ぎていきましたが、都会の喧噪を離れ、情緒あふれる歴史の街でリフレッシュできました! 布施からニュースター号へ乗り込めばそこはもう高知です。さあみなさんも旅にでかけましょう!
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取材:mihorobot、chanmin
文:chanmin
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