2016年5月21日(土)滋賀県長浜市にある長浜バイオ大学ドーム(以下長浜ドーム)で「第8回琵琶湖CUP関西タグラグビーフェスティバルin長浜ドーム」が滋賀県ラグビーフットボール協会の主催で開催されました。
関西地区のタグラグビーチームがエントリーし、対戦する交流大会。小学生のチームや職場のサークルなど年齢層の広さもさることながら、東は横浜から西は岡山まで広範囲に渡るチームが参加。様々な立ち位置の計45チーム355人が一同に会し試合を行います。
タグラグビーとは、腰に「タグ」と呼ばれるベルトをつけて行う、ラグビーの派生競技。危険なイメージのあるタックルの代わりに、腰のタグを取られるとボールを離さなければならないルールです。タグを取ったら大きな声で「タグ!」と言わなければいけません。東大阪市では小学校の授業でも行われる、結構メジャーな競技。大人も子供も試合になれば「タグ!」と真剣に火花を散らします。
今回で8回目となる大会。全国大会制覇を目指す小学生のチームは、腕試しの場として遠方のチームと戦えることがいいんだとか。交流大会といえど、もちろん試合中は真剣そのものです。
「今年は大人のチームが例年よりも多いんです」と話してくれたのは、事務局の長手さん。昨年からのラグビーブームの影響か、いつもなら数えるほどしかエントリーのない「小学生より年上のチーム」がなんと13チーム。「職場のレクリエーションで体験して楽しかったので」とラグビー経験者が0人でチームを結成した例もあります。タグラグビーなら接触プレーがないため、怪我の心配は少ない。気軽に仲間を集めて「タグ!」と休日の楽しみにちょうどよいですね。
今回は残念ながら東大阪からの参加はなし。ラグビーを簡略化したルールながら、ラグビーの魅力はしっかり凝縮してあるタグラグビー。今日の熱気が東大阪をはじめとする多くの街に飛び火して、草野球を楽しむように「タグ」と声を上げる日がくれば。ラグビーブームも定着してくるかもしれませんね。
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