「鋲螺」って読めますか?東大阪人ならたぶん楽勝ですよね。
正解は、「びょうら」
では、「びょうら」ってなんのことでしょう。
これも東大阪人にはサービス問題…ですよね。
株式会社春日鋲螺製作所(以下春日鋲螺)は、東大阪市の盟友八尾市老原にある、”10人くらい”のねじメーカー。得意なのは根角ボルト。前回のねじワールドカップではねじガチャを提供してくださった週ひがの恩人です。
そんな春日鋲螺が、近鉄バスにラッピングバス(車体広告)を出すことになりました。そのデザインがこちら。
車体への貼り付けが行われたのは、ねじワールドカップの聖地「フレスポ東大阪市」の向かい、近鉄バス稲田車庫。
職人さんの手で約2時間かけて、春日鋲螺デザインのバスが出来上がります。
「新型コロナで業界全体が暗くなってしまったので、ちょっとでも明るくしたいと思いました」
と話すのは、春日鋲螺製作所の田中社長。
バスをよく見ると
あ!田中社長!
これは、会長!
他にも春日鋲螺の皆さんのイラストが。
似てるけど、似てるけど、インパクト抜群。たぶん道で見つけたら笑ってしまう。
プロのイラストレーターに依頼したのではなく、社内でイラストを描ける社員さんが
「全員分描いた」
とのこと。
そして、このイラストの横に大きくプリントされてるのは、タレントのタージンさん。
東大阪人には
「布施戎神社の福娘コンテストの司会」
でおなじみのタージンさん。
間違いなく本物です。
「タージンさんは、僕の大学の先輩で。今年の6月にラジオCMをやった際、イメージキャラクターになっていただいたんです」
と、ねじメーカーだけに締めるところをわかってる。ここにタレントさんを起用すると、広告がキュッと締まります。
自社スタッフが描いたイラストというスーパー身内ネタを、タージンさんでキュッと。そして吹き出しに
「びょうら」って何?
と。
「”びょうら”がなんのことが知らない人が多くて、よく聞かれるんですよ。だから逆に聞いたれと。見かけた人が検索してくれたらちょっとでも業界が盛り上がるかな。『かすがびょうら』でも検索して欲しいんですけど(笑)」
終始笑顔だった車体広告の貼り付け。
最後は、記念撮影で締めくくりました。
春日鋲螺ラッピングバスは、近鉄八尾駅から京阪萱島駅までの、八尾枚方線を走る路線で見ることができます。たまーに、他の路線も走るらしいけど、それはラッキーだと思いましょう。期間は今日からとりあえず1年間です。
八尾のねじメーカーさんが、八尾枚方線を使って東大阪へ叩きつけた挑戦状。
「びょうら」って何?
さあ皆さん、わかりましたか?
■株式会社春日鋲螺製作所
住所:大阪府八尾市老原9丁目130番地
TEL:072-991-2171
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