週刊ひがしおおさかがなにか企画をするたびに、9割くらいつきあってくれる若江岩田の和菓子店「菓匠庵白穂(以下白穂)」。
ローカル和菓子店でありながら数々のコンテストでの受賞歴があり、「東大阪にこの店あり」と全国に名を轟かせる名店です。
その白穂が、ついに。2号店をオープンさせるのです。
場所はもちろん東大阪市内。中石切町、旧外環状線。芝交差点の少し北、三角形の場所です。その名も「菓匠庵白穂石切店」。オープンは9月16日。
おはようございます☀
白穂では一緒に働いてくれる仲間を募集しています^_^
和菓子を作ったり、販売したり、白穂の和菓子を通じて今よりもほんの少しだけ幸せになれるようなお仕事にしたいと思います😊
お気軽にお問い合わせ下さいませ。若江岩田本…
菓匠庵 白穂さんの投稿 2020年8月4日火曜日
私たちが、和菓子のことで知りたいことがあればまず白穂の店主・新澤さんに相談します。他にもホッケー梶間に商売のことをレクチャーしてもらったり、白穂の皆さんには足を向けて眠れません。
自社物件ということで、一から作った白穂のコンセプトを体現する外観。
そうそう、僕らが持つ白穂のイメージってこんなだよね。

白すぎない白、黒すぎない黒。それが白穂の色。
石切店オープンに合わせて、新商品もデビュー予定とのこと。
あゝ石切店が近くにある人がうらやましい。いや、僕も若江岩田から通うんだ。
石切店ができるのは、旧外環状線沿い。芝交差点から北に徒歩3分ほどですが、最寄り駅はと聞かれればどこからも遠い。
同じ東大阪ではありますが沿線も違い、今の若江本町とは縁遠い街のはず。
「父と母が若江岩田に来る前に、商売をしていたのが石切だったという縁もありますね」
という新澤さんのお父さんも和菓子職人。今の若江本町のお店より少し北で、お店をしていました。
しかし、新澤さんが関東のお店に修行に出ている19歳のときにお父さんが急死。急遽帰ってきて、お店を切り盛りすることになったのです。
それから、23年。今やすっかり人気店になり、4年前に工場を増設し生産力を強化。日本全国、そして世界中を飛び回って講演会や交流事業に携わる。
ひとことで言えば、やり手の和菓子マン。そして今度は2号店。
「僕はずっと『1店舗でどこまでできるか』にこだわっていたんですが、もっと和菓子を子どもたちに知ってもらいたいし、もっと若いスタッフを雇用したい。そう考えたらそんな『こだわり』は自己満足だと思えてきたんです。」

店主の新澤さん。編集長の弟と同じ若江中学校13期生。
1店舗まるごと作り上げるのは大きな事業です。不安定な、先の見えない社会情勢下で、今に満足するという選択肢もあったはず。
でも、あえてポジティブな選択をした新澤さん。
せんえつながら、週刊ひがしおおさかも少しだけ一緒に歩んできて
「らしいなぁ」
と感じました。
絶対に石切店を成功させてほしい。
週刊ひがしおおさかも、通いたい。そして、白穂の進化をこの目で見て、少しだけこれから生まれてくる子どもたちに自慢したい。
「あの白穂って、昔は小さなお店でさ」って、訳知り顔で昔話をしてみたい。
がんばれ、白穂!
■菓匠庵 白穂 石切店
ホームページ:菓匠庵 白穂
住所:東大阪市中石切町5-13-58
電話番号::072-943-2222
営業時間:10:00〜18 :00
定休日:火
駐車場:7台
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