2020年から続く新型コロナウィルスの感染拡大。日々更新される数字に
「記録が次々更新されて、これがオリンピックなら良かったのにね」
と編集部で軽口をたたき、社内の人望を失った編集長前田です。あけましておめでとうございます。
さて、総理大臣が年末に言ってました。
「静かな年末年始をお過ごしいただきたい。」
って。
で、考えてみました。いつも東大阪の民が年末年始にする「静か」ではないこと。それは、初詣だ!
東大阪には、参拝者が多く訪れる神社が3つあります。
河内一宮(河内の神社で一番格式が高いって意味)枚岡神社。
石切駅からの長い参道が観光スポットになっている石切劔箭神社。
日本で初めて初詣客向けの終夜運転を近鉄が実施した瓢箪山稲荷神社。
今年は近鉄電車も終夜運転を行わず、いつもの人出はそもそも無理。でも、東大阪の民のことだ、わかんないぞ。ということでTwitterで聞いてみました。
#週ひがの質問
2021年は初詣に— 週刊ひがしおおさか(12/21は情報ノーサイド) (@w_higa) December 28, 2020
6割減?本当に?
と、数字が出ても信じられない。
なので、実際に見て回ってきました。
年を越す直前、若江本町の事務所をでかけます。
よく考えたら、瓢箪山稲荷神社に初詣に来たのは47年生きてきて初めて。比較しようがありません。
でも屋台もなにも出ておらず、初詣感ゼロ。瓢箪山駅の商店街もシャッターガラガラです。
境内へと続く行列は「まあこんなもんか」程度。
お守りなど授与品の販売もガランとしています。いくらなんでも例年はこんなことなさそう。
節分祭はどうなるんでしょうね。
0:20 枚岡神社到着
次は枚岡神社。いつもは絶対に電車で訪れます(駅から10秒で着く)が、今年は車。なんと、待ち時間なしで駐車場へ入ることができました。
屋台は例年の半分かそれ以下ですが、想定よりは人が多い。そして子供の割合が高い。中学生か高校生か。
境内へは入場制限があり、少しだけ並びます。さらに一方通行でスムーズな参拝ができました。
しかしここでも授与品はあまり売れていない様子。
※枚岡神社では公式Youtubeチャンネルで参拝の様子をライブ配信しています。参考にしてください。
0:50 石切劔箭神社着
最後に石切神社へ。いつもなら最も渋滞に警戒しなければならない神社ですが、今年はスムーズに入場できます。
参拝には行列はできています。しかしいつもの「押すな押すな」はなし。もちろん屋台もなし。さらに参道商店街も1軒もお店は開いていません。
枚岡神社と同じように、目立つのは中高生の姿。
印象的だったのは
「アカン!石切神社はアカン!入ったらアカンって言われてるから。アカンって!もう、アカンって!」
と言いながら、友達の押しに負けて境内へと向かう少女。
親からはだめだって言われてるんですね。たぶんあの子は来年にはタバコを吸いながら初詣に来ていますよ。知らんけど。
さあ、怖いぞ怖いぞ石切神社。
と思い来てみたら。 pic.twitter.com/LF1bBZ6gxG— 週刊ひがしおおさか(12/21は情報ノーサイド) (@w_higa) December 31, 2020
授与品はここでも相当苦戦しています。食べ物(証拠が残らないもの)以外に小遣いを使えない子どもたちが主要客層では致し方ないでしょう。
以上より、イメージのみの人出予測は
瓢箪山稲荷神社:例年データなし
枚岡神社:例年の40%程度?
石切神社:例年の30%程度?
と言う結果でした。
ちゃんと静かな年末年始は実行できているものの、このタイミングで子供だけが夜中に出歩くのはご家庭でなんとか教育してほしいなと感じた取材でした。
*科学的な数値は、どこかの携帯キャリアが分析してくれないとわからないでしょう。
編集長前田は1月1日の朝に、氏神様である若江鏡神社へお参りしてきました。ここはいつも朝は人がまばら。でも、結ばれたおみくじの少なさが、夜の人出を物語っています。
読者の皆様。2021年も、こんな感じで適当で皮肉屋な週刊ひがしおおさかをよろしくおねがいします。
週刊ひがしおおさかでは、東大阪市における初詣の実態を調査しています。
お答えいただいた方の中から抽選で、週刊ひがしおおさかオリジナル2WAYナップトートを5名の方にプレゼントします。
期限は2021年1月4日23時59分まで。ぜひご協力ください。
教えて!みんなの初詣(Google Formに飛びます)
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