東大阪のキンプリ登場?!魔術師と王子が揃い、ライバルとの最下位争いを制する未来が見える! ライナーズvsブラックラムズ展望

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もっぱら「冬のスポーツ」として定着しているラグビー。高校ラグビー(花園)と、大学選手権(国立)が連日テレビで中継されてるからね。
開幕から3連敗ていうと「うわ、、、」って顔をされるけど、ラグビーはそんなもんだから!3つのうち2つはめっちゃ強いとこだから!!
ていう言葉が言い訳に聞こえてしまった、そこのあなたに届ける。

クーパー先生、ようやく今シーズンのスタート!

初勝利、見てみたいだろ?
と謎に上から言っちゃう連載。

新年初戦は、1月6日(土)東京都夢の島陸上競技場にてリコーブラックラムズ東京と対戦する。

以前、夢の島にはライブ配信でお邪魔しました。

ブラックラムズの本拠地は、世田谷区(東京の1番西)。夢の島は江東区(東京の1番東)。なぜここなのか、謎が謎を呼ぶ全敗対戦だ。

駒澤だと思うじゃんね!

花園近鉄ライナーズの立ち位置

前節は年末の横浜、遠征で負けるとただでさえ堪えるのに66-26とボッコボコ。後半10分過ぎからガソリンが切れたようにトライを奪われて、あゝ辛い。

いやぁ、やられたやられた。

でも、次の相手は、自分たちと同じく開幕3連敗のブラックラムズ。今週は勝てるかも。いや勝たないと!
って、たぶん相手も同じことも思ってるよね。という試合。

ブラックラムズってどんなチーム?

去年のブラックラムズ戦は、前半検討も64-10でボロ負け。

ライナーズと比較的仲良しなブラックラムズは、リーグワンが始まって12チーム中9位と7位と(ライナーズよりマシだけど)強豪とは呼べない立ち位置。毎年公式戦以外で必ず対戦する「定期戦」でも、だいたいライナーズが負けるけどボロ負けじゃない。お互いに相手チームの新人選手に「わー、いい選手入ったなあ」と眺め合う、今年の自分たちの戦略を確認しあえる間柄でもある、貴重な存在。んで、いっちゃん怖いのは、アイザック・ルーカス。国籍クリアすれば、すぐに日本代表になれるよね。

ライナーズの注目選手

まずは1月6日のメンバーを。

1 佐々木 駿 2 金子 惠一 3 文裕 徹 4 ジェームス・ブラックウェル 5 サナイラ・ワクァ 6 ジェド・ブラウン 7 村田 毅 8 セル ホゼ
9 ウィル・ゲニア 10 クウェイド・クーパー 11 木村 朋也 12 吉本 匠 13 トム・ヘンドリクソン 14 ジョシュア・ノーラ 15 野口 大輔
16 Re.アンドリュー・マカリオ 17 Re.ネスタ・マヒナ 18 Re.牛窪 心希 19 Re.パトリック・タファ 20 Re.菅原 貴人 21 Re.河村 謙尚 22 Re.金澤 春樹 23 Re.リエキナ・カウフシ

燦然と輝く、10クウェイド・クーパー。その変幻自在のゲームコントロールとカリスマ性こらから「魔術師」「先生」「キング」と呼ばれる頼れる兄貴が帰ってきた。いや、もう、ここまで揃ってきましたよおねえさん。辛かったよね、プライド傷つけられたよね。


クーパーをキングとするなら、年末に加入が知らされた13トム・ヘンドリクソンは「プリンス」。だってほら、この容姿見て。

王子や…。

もう王子やん、プリンスやん!
ということで、ライナーズのKing&Prince通称キンプリが1980年代にゴミで埋め立てて生まれたグラウンドを支配する、はず!
※補足:ライナーズは今シーズン初めて外国人枠(4)を使い切った。

不安要素

1.スクラム

ワイルドナイツ戦、スクラムでもキャリーでも光ったラタは長期離脱の見込み。

前回、イーグルス戦では押されに押されまくったスクラムは、1佐々木で蘇ることができるのか。後半はこちらも頼れるダディであるアンドリュー・マカリオと、いつまでもかわいい系キャラのネスタ・マヒナが控え。吉と出るか…。

2.東大阪のキンプリな2人がチームにフィットしているのか

昨シーズン、下馬評を覆す勝利の原動力になったクーパー。

クーパーがけがをしたのがシーズンイン直前のスティーラーズとの練習試合。正直、機能していたとは言い難く。ヘンドリクソンは来日して2週間程度。クーパーの魔法で、ライナーズは輝けるか。

ポジティブ要素

1.待望の「真ん中で突破してくれる選手」の加入

ヴェルブリッツに行っちゃった、フィフィタ。穴は埋まるか。

ライナーズの今期のアタックで、足りていなかったのは「真ん中付近で強く抜いてくれる存在」だった。ミドルフィールドで勝てないから、外にボールが回らない。強味の「エッジでのアタック」につなげられない。去年まで、シオサイア・フィフィタのいた場所に、ようやく新しいピースをはめることができる。
トム・ヘンドリクソン、ライナーズの救世主になる…かも。

2.WTB/FBが充実

木村朋也、復帰!さいこー!

イーグルス戦で出場した片岡涼亮や髙野蓮がメンバーに名を連ねずとも、全く遜色のない、いやむしろ「やっと帰ってきた」と思える布陣。
やっぱり、ライナーズのWTBといえば木村朋也とジョシュア・ノーラ(異論は認める)。
先週キックに安定性を欠いたジョシュアを外に回し、ロングキックが持ち味の野口大輔がFBに入る。
これやこれ。こういうのがええんやライナーズファンは!

気がつけば30歳、野口大輔。週ひがの恋人。

公式スコア予想

ブラックラムズ25-33ライナーズ
週刊ひがしおおさかでは、通常毎週火曜日と金曜日(ただしライナーズが土曜日に試合の場合は木曜日に)にYoutubeライブでダラダラとライナーズ情報を発信。視聴者の皆さんと一緒に、いろんな試合のスコアを予想します。
「公式スコア予想」で出す数字は、みんなの予想の平均値。今回は、8点差で勝利と出ました。
同じ勝点1で並ぶ相手に、勝点を与えず勝利する。ファンの心理をバッチリ反映しちゃってるね。この試合、気になった方はぜひ近鉄大和西大寺駅の「Time’s Place 西大寺」へ。パブリックビューイングとして、みんなで一緒に盛り上がれるよ、試合展開的にもね。


あと、試合の前の日はXでSpaceやってるんでよかったら聞いてください。

ライナーズSpace20231222

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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