来たぞマシレワ、念願の日本代表にあと一歩 代表候補に追加招集で上ってきた階段をおさらい

   

マシレワが来た!週刊ひがしおおさかの、いえ全近鉄ライナーズファンのそして日本ラグビーファンの待ちに待った瞬間が。
近鉄ライナーズ、セミシ・マシレワ28歳。ついに日本代表候補に招集されました。

ついにとはどういうことか。
今となっては(本当に今となっては)よく知られた話ですが、ラグビーは日本国籍を持っていなくても日本代表になれます。全世界に適用されるルールで、
国籍を持っているか、父母のルーツにその国があるか、3年連続居住するか。
元々イギリス連邦に所属する国々で発展したスポーツなので、国の間の移動が比較的頻繁に起き、国の概念もあいまい。「国代表を自分が選ぶ」という特殊な習慣があります。

※↓マシレワの個性が現れた試合の映像↓

で、件のセミシ・マシレワ。フィジー生まれで類い稀なスピードとステップ能力を持っていながら、どのステージでも代表クラスには招集されず。2017年「ライナーズから声をかけてもらって」という状態で東大阪にやってきました。

それがそれが。合流したのが6月で、月末の神戸製鋼戦で大活躍。シーズン通して活躍し、チームは2部落ちしてしまいますが、自身はリーグ全体のゲインメーター(ディフェンスを突破して走った距離)1位に輝きます。

2017年はマシレワの個人技でしか点が捕れなかったライナーズ。

そこから階段を駆け上がるように、戦う場所がステップアップ。2018年のサンウルブズ(日本代表クラスを招集して国際リーグのスーパーラグビーに参戦したチーム)に加入してトライを取りまくるとその人気は全国区に。

サンウルブズで大暴れ!リーグ全体の週間ベスト15になんども選ばれた。

3年居住がクリアされれば、日本代表間違いなし。そんな声が聞こえてきました。
2部に落ちて1年で上がれなくて、、、としているライナーズの中で数少ない明るい話。マシレワの成長はとても楽しみだったのです。
そんな時にやってきてのが、新型コロナ禍です。

この3年、ライナーズでプレーするってしんどいことも多かった。

2020年、ライナーズは1月にシーズンを終えました。2月に新型コロナ禍がやってきた時、多くの外国人選手はすでに帰国済み。しかしマシレワは日本に残っていました。なぜなら、日本代表になりたかったから。
先述のとおり国籍を持たない選手が代表になるには3年の連続居住が必要。マシレワは日本代表になるために、新型コロナ禍のなか日本に滞在し続けました。

※↓マシレワがどれくらいライナーズのことが好きか分かる動画↓

マシレワはことあるごとにこう言います
「日本代表になりたい。そして自分を拾ってくれたライナーズの仲間とラグビーをしたい」
日本に来てもうすぐ4年。マシレワは確実に上手くなります。
スピードはあるが、自分だけで攻めすぎてすぐに孤立してしまう。
キックの精度が悪く、大事なシーンでのダイレクトタッチを犯してしまう。
ノックオン、インテンショナル、その他もう、すごいプレーをする反面、やらかした時も超弩級。
そんな自分を改善するため、ライナーズもマシレワと歩み続けます。
そして、今年。チームにとってもマシレワにとっても勝負の1年。日本代表に入るためにいいパフォーマンスを披露したいところでしたが、けがでシーズンの大半を棒に振ってしまいました。

負傷したのは1月23日に実施されたチーム紅白戦でした。この試合、元々予定にはなかったものの、新型コロナの影響でシーズンが1ヶ月延期されたことで行われたのです。
大雨のなかの、決していいコンディションとは言えない試合で。

ライブ配信をしていた週ひが、マシレワの異変に気がついて心臓がバクバクした試合でした。

4月上旬に発表された日本代表候補は35人。その中にマシレワの名はありませんでした。
そりゃね。

なんとか間に合って出場できたのは終盤の2試合でした。プレーオフトーナメントの宗像サニックス戦とパナソニック戦。
見るからに万全ではない状態での出場ながら、パナソニック戦では強烈なゲインでトライをアシストしました。それが決め手になったのか。

パナソニックから先制をもぎ取ったトライはマシレワのビッグゲインから生まれた!

4月28日に発表された追加招集メンバーにセミシ・マシレワの名がありました。

チームによると、追加招集の一報を聞いた時マシレワはとても喜んだと言います。そりゃそうだ。執念と覚悟でここまで来た。

ここから日本代表35人が発表されるのはトップリーグプレーオフ決勝(5/23)のあと、5月24日。5月26日から合宿がはじまり、今年の日本代表の大目標であるブリディッシュ&アイリッシュライオンズ戦に挑みます。

5月26日~6月8日:合宿 (大分県別府市)
6月12日:強化試合 (エコパスタジアム/静岡県)
6月16日~:スコットランド遠征
6月26日:ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦 (BT Murrayfield/スコットランド・エディンバラ)

さてライナーズにはもう、今シーズンの試合がありません。マシレワはいわば待つだけ。
静かに信じて、吉報を待ちましょう。エコパスタジアムでエディンバラでマシレワがステップを炸裂させてくれることを信じちゃいましょう。

ありがとうセミシ・マシレワ。僕たちにまた期待する楽しみを与えてくれて。

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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