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ライナーズの新人さんいらっしゃ〜い!2020-2021 File.1 クウェイド・クーパー選手
- 2021/1/29
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- クウェイド・クーパー, 新人さんいらっしゃ〜い2020-2021, 近鉄ライナーズ
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東大阪のラグビーチーム「近鉄ライナーズ」の新加入選手を1人ずつ紹介する、連載企画。
今年はコロナウィルス感染症拡大の影響で、チームの活動にも制限が。新加入選手のインタビューもなかなか難しくって…と言い訳しつつ、ようやくトップチャレンジリーグ2021が始まるこの機会に、掲載していきます!
まずは昨年度入団のクウェイド・クーパー選手。
ライナーズには昨シーズン(2019年)に入団。まだみんなクーパー選手のことを完全に知らないから「新人さん」ってことで…!ゴリ押しです。
言わずもがな、オーストラリア代表キャップ数70の世界的スーパースター。フランスのクラブチームやスーパーラグビーのレッズ、レベルズでのプレー経験をもつ、世界最高峰クラスのSO(スタンドオフ)がライナーズにやってきたのはなぜか。記者ミホロボットが根掘り葉掘り、プレイベートからチームのことまで聞きました。
ー今日はよろしくお願いします。開幕前のインタビューなのでプレーのことを聞くべきかもしれませんが、できればプライベートのことも聞けたらと…。
クーパー もちろん、なんでもどうぞ。
ーでは、一番聞きたかったことがあるんですが…その、近鉄電車に乗ることはあるんでしょうか?「スーパースターだから移動は車では?」と取材前に編集部内で話題にしていました。
クーパー 近鉄電車、よく乗ります。
ーおおお、本当ですか!
クーパー このご時世なので外出はできるだけ控えてますが、1年前はよく乗っていましたというべきかな。
ーファンに見つかって、大騒動になったのでは?
クーパー そんなことないですよ。そっとしておいてくれます。日本のみなさんはサインの列をちゃんと守ったり、礼儀正しいから。オーストラリアだと列をつくるどころか引っ張られたりして大変だけど(笑)。
ースターならではの悩みですね。
クーパー 今は遠出できないけれど、花園近辺のショップに行くこともあります。「ジョージベーカリー」のクッキーは最高!
ー花園の東側にあるパン店ですね。
クーパー 大阪中のクッキーを食べたけれど、ここのが一番。週に一度、サラダと一緒に食べています。選手の間でキック対決をするとき、勝負に負けたらそこのクッキーを買ったり…。
ー本当ですか、東大阪市民として誇らしいです。
クーパー あとは自転車でジョッシュ(ジョシュア・ノーラ選手)とラグビー場周辺を散策したり、商店街へ行ってみたり。まだまだ知らない場所がたくさん。
ーライナーズでは、よくジョシュア・ノーラ選手と一緒にいらっしゃいますね。弟のような感覚ですか?
クーパー ゴルフが好きとか、共通の趣味があるからね。
ー東大阪市内のカフェで2人をお見かけしたとき、ジョシュア選手がクーパー選手のお皿に野菜を「食べて」って移していたところを発見したことがありまして…(笑)クーパー選手を慕っているんだなというのが伝わりました。
クーパー あはは、ぼくはもともと兄弟が多いからでしょうか。姉1人に、弟と妹が2人ずついます。
ー大家族ですね。面倒見が良さはそこから来ているのかも。
クーパー 周りからはぼくが兄でジョッシュが弟のように見えるかもしれませんが、実はそれだけじゃない。人と人の関係は双方向で、ぼく自身が助けられていることもありますから。ライナーズというビッグファミリーの中で、一方的じゃない関係を作るようにしています。
ーついクーパー選手を「ライナーズに影響をもたらしてくれる選手」とばかり見てしまいますが、そうですよね。互いの関係があってこそ。
クーパー そう、ぼくも成長したいですから。彼は努力家だけど、チームに合流したときは何を努力すべきかわかっていませんでした。でもぼくを手本にするようになって、フィジカルもメンタルも強くなりました。しんどいときにもう一歩踏み込めるようになったというか。
ー努力の方向が正しくなった、と。チームメイトの分析も正確ですが、期待している若手選手は誰ですか?
クーパー みんなそれぞれ良さがありますが、特にというなら…菅原はポテンシャルが高いので、良い指導をして、彼にもっと自信がつけば大成します。
ーおぉ、菅原選手。日本代表に近い男。
クーパー パティ(ステイリン パトリック選手)はここ1〜 2年でかなり成長した選手だと思います。複雑なプレーをしようとしていたので、もっとシンプルに考えることで改善されたし、ラグビーの話をたくさんするようになりました。
ーふむふむ、同じポジションの日本人選手はどうでしょう。東大阪出身の野口大輔選手は、週刊ひがしおおさかがものすごく思い入れを持っているのですが。
クーパー ノグは、とても良いヤツです。ポジション争いで1番になるには、相手を蹴落とす「容赦のなさ」をもたないとね。1年目の吉本や片岡も頑張ってるし、2人のことは「自分の息子」って周りの選手に言っています。
ー息子(笑)!ライナーズでの毎日を楽しみながら、選手の成長を促す。チームにとって、とても良い作用だと思います。
クーパー ライナーズは、やる気のあるチームです。良い選手を獲得しようとしているし、トップチームに入ることを本気で考えている。
ー上り詰めたい気持ちはどのチームにもあるものですが、ライナーズはその思いが強いということですか?
クーパー ライナーズは、上り詰めるためにアクションを実際に起こしています。
ーなるほど。
クーパー 入団の決め手になったのはそこです。毎年のプランの積み上げがしっかりできているから、これからもっと良いチームになるでしょう。
ーおおお、心強い言葉です。
クーパー ぼくはその1つの架け橋になれたらと思います。
ー数々の功績をもつクーパー選手の役割ですね。まだまだプレーを見たいですが、ラグビー後のプランについて聞いても良いですか?
クーパー ときどき考えます。消えてしまいたいって(笑)
ーえっ!?
クーパー ラグビー人生が終わったら静かに暮らしたいなって。
ーそういうことですか(笑)
クーパー 子どももほしいし、続けてたボクシングもしたいです。そのためにも、まずはライナーズに貢献することが第一。良いチームをさらに上へとレベルアップできるよう、貢献していきます。
ーまずはシーズンでの大活躍、楽しみにしています!ありがとうございました。
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