再開版トップリーグが日程発表東大阪人は4月17日にライナーズと週ひがと泣く準備を

1月16日の開幕直前に、複数のチームから新型コロナウィルスの陽性者が判明したため延期になったジャパンラグビートップリーグ。
レギュレーションの再設定をして、1月22日にリーグ概要とスケジュールが発表されました。

「ジャパンラグビートップリーグ2021」大会フォーマットおよび大会日程決定のお知らせ（トップリーグ公式）

2022年からは新リーグが発足するため、最後のトップリーグ。(来季からどうなるかはよく知らない)。
細かいレギュレーションはラグビーにライトな東大阪人にとって全く関係ないとは思います。が、2019年ラグビーワールドカップで熱くなれた多くの「にわかファン」に知って欲しいのは

今年はめっちゃ花園で試合するで

ということ。

1ヶ月の延期を余儀なくされたトップリーグの日程はまあまあなパツパツ具合。ラグビーチームには基本的に「ホームグラウンド」がない(近鉄ライナーズだけは別)ので、主催者であるラグビー協会が自治体からスタジアムを借りて試合をしています。

よって、日程が変更されるとたちまち
「その日は別のスポーツが」となります。
そこで活躍するのは、ラグビー専用である花園と東京の秩父宮ラグビー場。実施される試合も本拠地がどうとか、考慮されていないものも目立ちます。試合の消化が第一。

中央にいるのは、東大阪市立意岐部中学校出身、三菱重工相模原の大嶌選手。

裏を返せば、いつもならあまり花園で試合をしないチームを花園で見ることができる。やっぱりライトな皆んなは、日本代表をたくさん観てみたいよね？東芝、ヤマハ発動機、Honda…とか、花園の偉大さを体全体で堪能できます。

トップリーグ花園日程
2月20日(土) 14:00 神戸製鋼 vs NECグリーンロケッツ
2月21日(日) 14:00 日野 vs ヤマハ発動機

2月28日(日) 12:00 ヤマハ発動機 vs リコー

3月6日(土) 14:00 NTTドコモ vs リコー

3月27日(土) 13:00 ヤマハ発動機 vs 神戸製鋼
3月28日(日) 14:00 日野 vs NTTドコモ

4月3日(土) 13:00 三菱重工相模原 vs トヨタ自動車
4月4日(日) 12:00 Honda vs 東芝

4月10日(土) 12:00 NTTドコモ vs 神戸製鋼
4月11日(日) 13:00 トヨタ自動車 vs クボタ

なんだかんだ言っても神戸製鋼やNTTドコモなどの関西勢が目立ちますが、
「日野 vs ヤマハ発動機」「三菱重工相模原 vs トヨタ自動車」なんて、ラグビーのことを知らなくても地域性がないカードであることは一目瞭然。
滅多にないカードこそ行ってみたい。注目してみたい。だって、新リーグからはホームを明確にするため。ライナーズと対戦しない限り花園では観られないチームが今年は見れちゃうのです。

さらにヤマハ発動機の五郎丸歩選手は今シーズンでの引退を表明済み。最後の勇姿を目に焼き付けたくないですか。僕は焼き付けたいです。あの、ルーキーの年にライナーズの重光選手に抜かれそうになって、つい足を出してしまった彼を。選手としてのファイナルステージをこの目で見たい。
おすすめは3月27日の「ヤマハ発動機 vs 神戸製鋼」。神戸製鋼は世界のスーパースターが揃ってるので、脳汁垂れるほどラグビーを堪能できるはず。

本当にいい選手になったなぁ(遠い目)。

そして4月4日の「Honda vs 東芝」も忘れちゃダメ。三重県鈴鹿が本拠地になるHondaには具が。東京都府中市が本拠地になる東芝にはリーチが。日本代表で戦う2人の対決とか絶対今後花園で観られない。マストですよマスト。

あと、絶対忘れちゃいけないのはプレーオフトーナメントです。我らのライナーズは2部にあたるトップチャレンジリーグを1位で通過し、トップリーグのチームと戦うから。

「あれ？まだ始まってないから順位わかんないじゃん。てかトップチャレンジはまだ日程決まってないし」とか思ったやつは、反省して欲しい。
1位になれば、1回戦は4月17日に花園で試合です。
トップリーグは16チームを2つのカンファレンスに分けてリーグ戦を行い、その順位に応じてトーナメントのどこに入るかが決定。
トップチャレンジ1位(≒ライナーズ)が対戦するのは、トップリーグのホワイトカンファレンス8位(早い話が最下位)。これはもうね、勝てる(確信)。
ライナーズが3年、いや5年かけて味わった悔しさを、積年の想いをトップリーグにぶつけ勝利し、みんなで泣く。東大阪人のみんなと一緒に泣くんだ。俺たちは強い！って叫ぶんだ！もう決まってるんだ！