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- ライナーズ、スピアーズに肉薄。「ワクワクするラグビー」が実現!新リーグまで後1ヶ月
今日は良いものが見れた。そんな感想です。
12月11日(土)花園近鉄ライナーズは、昨シーズンの4強クボタスピアーズ船橋・東京ベイとプレシーズンマッチで対戦し、38-45で黒星となりました。
負けました…が!が!ですよ。
昨シーズンまでの課題にあがっていた、悪い流れになったときにズルズルと引きずってしまう悪い癖が、すっかりなくなっていたのです。
前半は清水建設戦に引き続き反則が多く、スピアーズに3トライ連続で奪われます。
あぁ嫌な流れ。ここから盛り返すのは難しいか…なんて思ってごめんなさい。懺悔します。
前半42分にようやくファーストトライをあげると、後半は一気にライナーズのペースになったのです。
その要因を、野中翔平キャプテンはこう振り返ります。
「後半はミスが減り、良いセットアップができたことでゲームが変わった」。
前半のライナーズはアタックの時間が少ない上に接点でも負け、相手のペースで進めてしまいました。
しかし後半、相手よりも早くディフェンスをセットすることを意識付けます。
さらにアタックは「ボールキャリアと、2人目、3人目の質を高めることにフォーカスした」と水間良武ヘッドコーチ。
たしかにスピアーズは前後半でメンバーを全員入れ替えましたが、それ以上に自分たちのプレーが変わりました。
うまく歯車が噛み合ったのは、後半17分。密集から9人羅がパスを出すと13小野木が相手ディフェンスをくぐり抜けゲイン。さらに右へつないで、最後はジョシュアがトライを決めます。
ここから水を得た魚のようにライナーズは取り返し、31-38の1トライ1ゴール差まで近づきました。
その後互いに1トライずつあげ、結果追いつくことはできなかったものの、相手の背中は見えました。
波に乗れなかったときに断ち切る力、そして諦めない気持ち。
それが一番の成長の証でしょう。
今シーズン一貫して、「感動」をテーマに、ファンがそして自分たちがワクワクするラグビーにこだわってきたライナーズ。
スピアーズ戦はジョシュアのハットトリックに、野口のオフロードパスなどトリッキーなアタックありのエンターテイメントに富んだゲームでした。
うん、ワクワクした。
練習試合にも関わらず、攻める姿勢が見えて楽しいラグビー。
こんなゲームが公式戦でも見られるといいな。そう思えたスピアーズ戦でした。
新リーグまであと1ヶ月。最後の練習試合は12月24日(金)17:00〜 ヨドコウ桜スタジアムにてNTTドコモ「レッドハリケーンズ大阪との対戦です。
さあもっともっとワクワクさせてくれライナーズ。ディビジョン1へあがるため、心動かす瞬間をともに!
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