待ってました!
開店と同時に新石切の人々が吸い込まれていくのは「Bakery YORI(ベーカリー ヨリ)」。
12月24日にオープンするやいなや、連日行列。焼いても焼いてもすぐに出ていき、昼過ぎにはほとんどがなくなっています。

もう本当に、次から次へお客さんが。青い屋根と「パンやさん」の看板が目印。
「初日からこんなに多くの方に来てもらえるとは思いませんでした。駅前にパン屋がないので、みなさん待っていたんだと思います」と話すのは、店主の髙寄さん。

百貨店のベーカリーなどを経て、初の自店舗をもつ髙寄(たかよせ)さん。自身の名前と「店に寄ってほしい」という思いから店舗名をYORIに。
新石切駅から徒歩4分、東山の交差点を南東に入るとすぐに見えてきます。
以前はここにベーカリー「カンパーニュ」がありましたが、閉店してから駅前には街のパン屋がない状態が続いていました。
「前もパン屋だったから、受け入れてもらいやすかったのかも」。
たしかにそれもあるでしょう。でも、YORIのパンを一口食べたら人気の理由がわかる。
だってものすごくおいしいんだもの。

見てるだけで楽しい陳列棚。
バゲットやリュスティックのハード系を主力に、キレイな弧を描いたクロワッサン、贅沢にローストビーフを挟んだサンド、見た目も楽しいタコさんウインナー…など、すべて激ウマ。なんじゃこりゃ。

トレーにてんこ盛り。幸せ。
調子に乗って3000円分くらい買っちゃいました。
でもでもどのお客さんも、よく見るとそれくらいの量を次々とトレーに乗せています。
お客さんが途切れることはありません。

見て見て!このタコさんウインナー(100円)のうまそうなこと。たこ焼き機に乗ってるのもポイント高い。
すっかりリピーターも付いて、「あのパン今日ある?」と聞く人の姿も取材中に3度は見ました。
それもそのはず、50種類以上のパンを毎日入れ替え、新メニューも続々登場しているのです。

棚に出すとまたたく間に売れていく、カレーパン(200円)と塩パン(140円)。
店内は長い棚が1つに冷蔵コーナーが1つ。3〜4人で満員になるくらいの面積。決して広くはない店内にぎっしりと敷き詰められたパンが、昼過ぎにはもうすっかりなくなっているのです。すごいぞYORI。

「髙寄くん、天才!」と、技術を褒めちぎるのはスタッフの清水さん。二人三脚で店舗をオープンし、瞬く間に人気店に。
怒涛のオープンから1ヶ月と少しが経ち、「まだお店を回すことで精一杯ですが、これからイベントもやっていきたい」とこれからの話も。
東大阪で、いや日本で屈指の人気店になる日は近いかも。
新石切駅前、YORIに寄ってみて。
■Bakery YORI(ベーカリー ヨリ)
住所:東大阪市西石切町1-11-14
営業時間:10:00〜売り切れ次第閉店
定休日:水曜日
電話番号:072-985-3301
アクセス:近鉄けいはんな線 新石切駅から徒歩4分
公式Instagramはこちら
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