近鉄石切駅を石切参道側に出てすぐ。河内平野を一望できそうなロケーションに新しいパン屋さんを発見しました。geru(ゲル)という名前です。
カフェや雑貨屋さんを思わせる店内にぎっしり敷き詰められたパン。香ばしい香りとほんのり残る温かさが一つ一つから感じられます。
「どの パンがおすすめですか?」
との質問に「全部おいしいですよ」と店長の久保淵さん。品種や色味よりも味を再優先して作っていると、はにかんだ笑顔で応えてくれました。
布施の超老舗金太郎パンで修行され、納得できる生地が作れるようになったと、2013年11月3日にこちらのお店を開業されました。
オープンから1ヵ月あまりにも関わらず、取材時もひっきりなしにお客さんが。たくさん並べられたパンがあっという間になくなっていきます。なんと、毎日14時くらいには売り切れているんだとか。
東向きの店内には、生駒を超えた朝日が差し込んできます。木をベースにしたカフェスペースのテーブルとイスに座って、パンとコーヒー、そして好きな本を楽しめそう。
geru(ゲル)とはモンゴルの遊牧民の住居からとった名前。
「お客さんがおうちにいるようなくつろげるお店を作りたかった」という久保淵さんの想いが、パンからはもちろんお店全体から伝わってきます。
ちょっと贅沢な気持ちになれる、とてもいいお店を発見してしまいました。
店舗データ
店名:geru(ゲル)
住所:大阪府東大阪市東石切町3-1-3
TEL:
公式サイト:なし
定休日:日曜日・第3月曜日
営業時間:9:00〜17:00(パンがなくなり次第終了)
駐車場:なし
文・写真:前田寛文 @MaechanYK
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